コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

共同フェリー運輸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
共同フェリー運輸株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
891-3111
鹿児島県西之表市西町6985番地
北緯30度44分7.5秒 東経130度59分38.1秒 / 北緯30.735417度 東経130.993917度 / 30.735417; 130.993917座標: 北緯30度44分7.5秒 東経130度59分38.1秒 / 北緯30.735417度 東経130.993917度 / 30.735417; 130.993917
設立 1950年5月
業種 海運業
法人番号 9340001010055 ウィキデータを編集
事業内容
  • 海上運送業
  • 陸上運送業
  • 内航運送業
  • 内航運送取扱業
  • 一般港湾運送業
  • 一般貨物自動車運送事業
  • 内航船舶貸渡業
  • 産業廃棄物収集運搬業
  • 保険代理店業
  • 旅館業
  • 不動産業
代表者 里村 定夫
資本金 9,348万円
従業員数 200名
テンプレートを表示

共同フェリー運輸株式会社(きょうどうフェリーうんゆ)は、日本海運会社鹿児島港種子島を結ぶRORO貨物船(貨物フェリー)を運航している。

概要

[編集]

1950年5月に設立され、1960年代後半にRO-RO船による貨物輸送を開始した[1]。鹿児島港と種子島の西之表港を結ぶ内航貨物定期航路事業、発着港での港湾運送業、陸上運送業を行っており、海上、港湾、陸上の一貫輸送を手掛けている。このほか、内航船舶貸渡業、クレーンリース事業を行っており、太平洋セメント種子島サービスステーションを運営している。

また、保険代理店業、不動産業も手がけており、西之表港のホテルニュー種子島の経営も行っている。

航路

[編集]

以前は屋久島へも就航。

  • 鹿児島新港 - 西之表港種子島
    • 貨物フェリーであるため、旅客のみの利用は出来ず、車両を航送する場合に運転手1名のみ乗船が可能である。
    • 「新さつま」「新種子島丸」がそれぞれ1日1往復運航される。

船舶

[編集]

運航中の船舶

[編集]

RORO船

[編集]
 • 新さつま
2000年5月竣工、三浦造船所建造、鉄道建設・運輸施設整備支援機構共有船
2,557総トン、全長121.0 m、幅16.5 m、深さ12.2 m、ディーゼル2基2軸、9,000馬力、航海速力19.7ノット
 • 新種子島丸
1993年11月竣工、本田造船建造、里村共同汽船所有、鉄道建設・運輸施設整備支援機構共有船
999総トン、全長89.5 m、幅13.5 m、深さ8.0 m、ディーゼル1基1軸、4,000馬力、航海速力16.0ノット

セメント運搬船

[編集]
 • 千進丸
1997年1月竣工、三浦造船所建造、鉄道建設・運輸施設整備支援機構共有船、東海運が運航
全長69.7 m、幅11.5 m、深さ5.0 m、ディーゼル1基1軸、1,600馬力、航海速力11.0ノット

過去の船舶

[編集]

RORO船

[編集]
 • 富士丸
1976年9月竣工、2000年5月引退、外浦造船建造
481総トン、全長65.5 m、幅11.4 m、深さ8.0 m、ディーゼル2基、2,600馬力、航海速力13.5ノット
 • 第一たねが島丸
1986年7月竣工、2005年引退、本田造船建造
903総トン、全長79.9 m、幅13.5 m、深さ9.9 m、ディーゼル1基1軸、5,100馬力、航海速力18.7ノット

関連会社

[編集]
  • 小倉運送株式会社 - 2016年、共同フェリー運輸への合併により解散
  • 大種フェリー株式会社
  • 里村共同汽船株式会社
  • 種子島小野田レミコン株式会社
  • 中央コンクリート製品株式会社
  • 種子島共同損保サービス株式会社
  • ホテルニュー種子島

脚注

[編集]
  1. ^ 「安全第一」海・陸・港が結ぶ一貫輸送”. 組合・企業インタビュー. 鹿児島県中小企業団体中央会. 2016年7月23日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]