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共和村 (埼玉県児玉郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きょうわむら
共和村
廃止日 1957年7月18日
廃止理由 編入合併
共和村児玉町本庄市
現在の自治体 本庄市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
児玉郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,891
1950年
隣接自治体 本庄市
児玉郡児玉町、美里村上里村神川村
共和村役場
所在地 埼玉県児玉郡共和村大字蛭川
座標 北緯36度12分33秒 東経139度09分05秒 / 北緯36.20925度 東経139.15125度 / 36.20925; 139.15125 (共和村)座標: 北緯36度12分33秒 東経139度09分05秒 / 北緯36.20925度 東経139.15125度 / 36.20925; 139.15125 (共和村)
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共和村(きょうわむら)は、埼玉県児玉郡に存在した。現在の本庄市北部に位置する。

歴史

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沿革

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行により、今井村、蛭川村、高関村、入浅見村、下浅見村、下真下村が合併して発足。上真下村吉田林村町村組合を結成し、共和組合村となる。
  • 1900年(明治33年) - 共和組合村3村が合併し、改めて共和村が発足。
  • 1951年昭和26年)
    • 3月1日 - 大字上真下の一部に大字共栄が起立[1]
    • 3月28日 - 大字上真下、下真下、今井の各一部を大字共栄に編入。
    • 大字上真下の一部(現神川町大字元原)を丹荘村に編入。
    • 丹荘村(大字原新田の一部)、七本木村(大字嘉美の一部)の各一部を大字共栄に編入。
  • 1957年(昭和32年)7月18日 - 大字今井および共栄の一部が本庄市、残部が児玉町に分割編入[1][2]。同日共和村廃止。合併により共和の名は一旦は消え、大字はそのまま新しい児玉町の大字に引き継がれる[3]
  • 2006年平成18年)1月10日 - 児玉町が本庄市と合併し、改めて本庄市が発足。旧村域の全域が本庄市となる。児玉町と本庄市が合併した後も、共和の名は地区名や小学校の名前として使用されている[3]

現在の町名

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今井、共栄、児玉町共栄、児玉町蛭川、児玉町高関、児玉町入浅見、児玉町下浅見、児玉町下真下、児玉町上真下、児玉町吉田林

経済

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農業

『大日本篤農家名鑑』によれば、共和村の篤農家は「荻野、田邊、福島、中、菅沼、内田、片貝、矢崎、吉田、古川、山田、鈴木、奈良、高橋、、古川、新井」などがいた[4]

地域

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医療

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  • 菅沼喜平治(眼科専門) - 共和村大字下浅見[5]

施設

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宗教
  • 駒形神社 - 共和村大字蛭川字坊畑鎮座[6]
  • 八幡神社 - 共和村大字下浅見字八幡鎮座[6]
  • 金鑚神社 - 共和村大字今井字西廓鎮座[6]、共和村大字上真下字神西鎮座[6]
  • 日枝神社 - 共和村大字吉田林字山王山鎮座[6]

出身人物

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脚注

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  1. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』324頁。
  2. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1426頁。
  3. ^ a b 『本庄市の地名②-児玉地域編-』42頁。本庄市教育委員会。2022年9月21日閲覧。
  4. ^ 『大日本篤農家名鑑』294頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月31日閲覧。
  5. ^ 『関八州名士肖像録』177頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年9月21日閲覧。
  6. ^ a b c d e 『児玉郡神社一覧』79 - 94頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年9月26日閲覧。
  7. ^ 『解放への飛翔 東日本における解放の父野本武一の生涯』137頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年12月17日閲覧。

参考文献

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  • 内田安蔵編『関八州名士肖像録』東江堂、1904年。
  • 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
  • 『児玉郡神社一覧』埼玉県神職会児玉郡支会、1935年。
  • 丸山友岐子編『解放への飛翔 東日本における解放の父野本武一の生涯』部落解放同盟埼玉県連合会、1976年。
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日、324頁。ISBN 4040011104 

関連項目

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