兵頭儁
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兵頭 儁(ひょうどう まさる[1]、1897年(明治30年)8月16日[1][2] - 1946年(昭和21年)4月16日[3])は、昭和時代前期の朝鮮総督府官僚。全羅南道知事。
経歴
[編集]兵頭清行の五男として愛媛県北宇和郡宇和島町(現宇和島市)に生まれる[2]。1924年(大正13年)東京帝国大学法学部政治科を卒業する[1][2]。朝鮮総督府に奉職し、平安南道属兼警部、慶尚南道地方課長、総督府水産課長、咸鏡南道、慶尚南道各警察部長を経て、1937年(昭和12年)釜山税関長に就任[1]。1939年(昭和14年)7月、大邱税務監督局長となり[1]、1942年(昭和17年)11月、総督府総務局企画室長に任じた[2]。その後、全羅南道知事を務めた[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 日本官界情報社 1942, ヒ8頁.
- ^ a b c d 帝国秘密探偵社 1943, 朝鮮85頁.
- ^ a b 『故朝鮮総督府全羅南道知事兵頭儁外一名位階追陞の件』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、昭和21年4月16日。
参考文献
[編集]- 日本官界情報社 編『日本官界名鑑 昭和17年版』日本官界情報社、1942年 。
- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年 。