兼井孝之
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兼井 孝之(かねい たかゆき、1961年〈昭和36年〉 - )は、日本のドキュメンタリープロデューサー。関西テレビ放送所属。
和歌山県出身[1]。1985年に関西テレビ放送に入社[1]。当初は経理局や編成局に所属し、報道局に入ったのはそのあとである[1]。FNNのクアラルンプール特派員で海外赴任を経験し、帰国後に報道局デスクなどを歴任した[1]。
2013年11月に放映された『ザ・ドキュメント』の「みんなの学校」は、文化庁芸術祭賞のテレビ・ドキュメンタリー部門大賞やニューヨークフェスティバルドキュメンタリー部門の入賞を獲得[2][3]、2015年には劇場でも公開された[4]。2015年には阪神・淡路大震災被災者家族を15年をおいて取り上げた『ザ・ドキュメント』のエピソード「想いを伝えて ~阪神淡路大震災・父子が歩んだ20年~」(プロデュース担当)が、日本民間放送連盟賞テレビ報道番組部門優秀賞を受賞した[5]
2021年時点ではコーポレート局担当局長[6]。
プロデュース作品
[編集]- 「類人猿ボノボの棲む森」(2006年)
- 「天のゆりかご」(2009年)
- 「みんなの学校[1]」(2013年)
- 「あの日の父に届いたら 落語 三代目の熱情―[7]」(2017年)
脚注
[編集]- ^ a b c d e スタッフ - 映画『みんなの学校』公式ウェブサイト
- ^ 当社制作番組「みんなの学校」が、文化庁芸術祭賞のテレビ・ドキュメンタリー部門で大賞を受賞 - 関西テレビ放送プレスリリース(2013年12月25日)
- ^ ドキュメンタリー『みんなの学校』が、ニューヨークフェスティバル ドキュメンタリー部門 入賞 - 関西テレビ放送プレスリリース(2015年4月16日)
- ^ 映画『みんなの学校』公式ウェブサイト
- ^ 日本民間放送連盟賞/2015年(平成27年)入選・事績 - 日本民間放送連盟(2022年1月23日閲覧)。
- ^ 番組審議会報告 No.624 - 関西テレビ放送(2021年5月13日)2022年1月23日閲覧。
- ^ あの日の父に届いたら 落語 三代目の熱情― - 関西テレビ放送