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冬の幻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「冬の幻」
Acid Black Cherryシングル
初出アルバム『BLACK LIST
B面 恋一夜
リリース
録音 2008年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル motorod
作詞・作曲 林保徳(作詞・作曲 #1)
松井五郎(作詞 #2)
後藤次利(作曲 #2)
チャート最高順位
Acid Black Cherry シングル 年表
愛してない
2007年
冬の幻
(2008年)
20+∞Century Boys
(2008年)
BLACK LIST 収録曲
Murder Licence
(9)
冬の幻
(10)
DRAGON CARNIVAL
(11)
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冬の幻」(ふゆのまぼろし)は、Acid Black Cherryの4枚目のシングル2008年1月16日motorodから発売された。

概要

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1stアルバム『BLACK LIST』の先行シングルとして発売された。

完全限定生産盤にはW応募特典がついている。

PV、フリーライブ等でドラムを担当していた淳士がレコーディングに初参加。初めてのPV出演メンバー全員によるレコーディングだった。

カップリング曲には《Recreation Track》として1988年工藤静香がリリースした6thシングル「恋一夜」のカバーを収録している。

チャートと売上

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オリコンのデイリーチャートでソロ活動初となる1位を獲得。ウィークリーチャートでは前作に引き続き2位を獲得。だが、1位だった東方神起の「Purple Line」との初動売上の差は僅か542枚だった。ただ、1stアルバム『BLACK LIST』の先行シングルとして発売された影響もあってか、売り上げの方はあまり奮わなかった。

批評

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マーティ・フリードマンは、「冬の幻」を「メロディーだけを聴いていると、髙橋真梨子が歌うのもアリじゃんって思わせるくらい、日本的な"ザ・歌謡曲"というもの。でも、Acid Black Cherryは、それをゴリゴリのロックの解釈で仕上げているのが凄く面白い。」と評した[1]

収録曲

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CD

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  1. 冬の幻 [5:37]
    • 作詞・作曲・編曲:林保徳
    歌詞のテーマは恋人を亡くした男性が、その悲しみに押しつぶされそうになりながらも、自分で生きていくことを決意するというもの。この曲はファンからの手紙を元にし、その内容をyasuが自分に置き換えて書いた。
    この楽曲はUKロックを意識して作られた。この曲はレコーディングの段階で生のストリングスを入れたものの、yasu曰く「ミックスで容赦なくその音を下げた」と語っている。
    PVバンドメンバーには、ギターBREAKERZのAKIHIDEが、ベースにSHUSEが、ドラムSIAM SHADE淳士がそれぞれ出演している。PENICILLINの千聖は、遺影のみ登場。PVの内容は、アキバ系スタイルのyasuがヲタク狩りに合い、病院に運び込まれるというドラマティックな内容であり、その中で、yasuを懸命に治療する女医役には、グラビアアイドル大久保麻理子が出演しており、眼帯をしたyasuの演奏映像がシャッフル形式で構成されている。また、曲の終盤では今までリリースされたシングルのPVが刷り込まれている。
  2. 恋一夜 [4:48]

DVD

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  1. 冬の幻【music clip
  2. OFF SHOT

脚注

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  1. ^ 2008年3月号『日経エンタテインメント!』68頁、「マーティ・フリードマンのJ-POPメタル斬り」より

収録アルバム

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曲名 アルバム 発売日 備考
冬の幻 BLACK LIST 2008年2月20日 1stオリジナルアルバム