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利用者‐会話:211.5.15.77

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下記の案件の下調べで数か月前に確認した時、このIPアドレスはブロックされていました。今は解除されているように見えますが、これまでログインを試みなかったため、なぜ解除されているのか前後の事情が私には把握できません。

そのために、ブロックされているものと考えて、管理者の皆様にブロック解除をお願いに上がりました。

理由は、ブロックの原因となったページに、新しい記事を「一つだけ」書き込む必要が生じたためです。

ウィキペディア全般の編集に参加したいというお願いでなくて申し訳ございませんが、事情について下記の文章をお読み下さいますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


※ ブロックされた当時はグループで書き込んでいたため、文章中でよく「私たち」と書きますが、現在、この書き込みを行っているのは一名です。


1.このIPアドレスがブロックされた理由は、以下の通りです。

2008年に公開された『アラトリステ』というスペイン映画は、日本語字幕に多量の誤訳がありました。

私たち「一部のファン」は手分けをして誤訳のリストアップを開始し、ウィキペディアの『アラトリステ (映画) 』のノートページに、それを書き込んで行きました。数十もの間違いがあることを、字幕制作会社に知らせるためです。

この時、ウィキペディアのルールがよく分かっておらず、同じアカウントを別の仲間が利用することがあり、ブロックの対象となりました。

字幕の誤訳は、DVDで修正されることになったため、リストアップしていた者たちには書き込む理由がなくなり、それ以来、ウィキペディアに書き込みは行っていません。


2. しかし、ここで新たな問題が生じました。発売されたDVDには、最も重大な誤訳が修正されずに残っていたのです。

誤訳の内容を簡単に書くと、以下のようになります。

主人公が恋人との結婚を決意し、「プロポーズの為」に高価な首飾りを買ったという解釈は「誤り」です。この主人公には恋人との結婚に踏み切れない理由があるのです。

....................................................

実は、DVDの誤訳に関する問題の「半分」は解決しています。

それを説明するために、長くなりますが、下に問題の経緯を書き記します。

....................................................

3.この「結婚」に関する誤訳については、ブロックされているメンバーが書き込まなくても、気づいてウィキペディアに書く人はいました。

しかし、ここで本当に予想外の問題が発生しました。DVD制作の関係者の中に、「指摘されている”結婚”の部分は誤訳ではない」と主張する人物が現れたのです。

それは、DVDの字幕訂正の際に、監修者として雇われた原作小説の翻訳者A氏でした。


A氏はDVDの発売直後に、自身のブログに、指摘されている部分は誤訳ではないという趣旨の文章を掲載されました。

数日後に、ウィキペディアのアカウントを持つB氏が、「専門家A氏が誤訳ではないと言っているから、ウィキペディアのルールとして、素人がそれを否定することは出来ない」と主張し、『アラトリステ (映画)』のページから誤訳に関する文章を削除しました。

同時にB氏によって「あらすじ欄」に「主人公には結婚する意志があった」という趣旨の文章が書き込まれ、それから三年間、B氏は「誤訳だ」という新たな書き込みを削除し続けました。

(「あらすじ欄」のB氏の表現は何度か変化しているので、「結婚に関する」と曖昧に表現しています)


4. 2011年に、東京外大のスペイン語の教授が、ご自分のブログで、この件について発言されました。

ただし教授は、「ウィキペディアの論争に関わる気はない。映画も見ていない」と記して、条件法を取り違えるレベルで翻訳者と名乗る人物への苦言を呈するに留められました。

そのために、教授のコメントはウィキペディアでは採用されませんでした。


(柳原教授のブログ http://criollisimo-cafecriollo.blogspot.jp/2011/06/blog-post_10.html )


しかし、その少し後にB氏自身が、あらすじ欄に書き込んだ「結婚」に関する文章を自ら削除し、翻訳家A氏のブログへのリンクも取り消しました。

これにより、実に三年ぶりに、あらすじ欄は正常な状態に戻ったのです。


5. 国立大学の教授のコメントは、ウィキペディアに掲載は出来ませんでしたが、B氏の心には届きました。誤訳ではないと主張していたB氏が、その意見を取り下げ、あらすじ欄も書き換えたのです。

現在のあらすじ欄は、DVDのストーリーとは異なり、「主人公が結婚を断り、その償いのために首飾りを贈ろうとした」というストーリーになっています。

誤訳であるという主張は認められ、「文法的に誤訳であることを証明する」必要はなくなったと考えて良いのではないでしょうか。

(今回、事前にご相談した方々からは、教授以外のスペイン語のプロに、誤訳について解説してもらえというアドバイスを頂きました。しかし、それは不可能であり、事情は下記の「補足2」に書いています)


6. あらすじ欄は正常に戻りました。しかし、『アラトリステ (映画)』のページには「2種類の日本語字幕」という項目が残されました。ここに、DVDで字幕を修正したと書かれているために、DVDに誤訳があるという事実は隠されたまま現在に至っています。


.............................................

今回、事前にご相談した方々も、DVDは正常だと勘違いされて、「違うのです」という説明が必要でした。これが、「半分」だけ解決していると申し上げた理由です。

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7. 今年の6月に、日本の「ムービー・スター」という映画雑誌に、『アラトリステ』の主演俳優であるヴィゴ・モーテンセンのインタビュー記事が載りました。この中でモーテンセン自身の発言として「『アラトリステ』の日本語字幕に誤訳がある」という日本語の文章が掲載されました。

(ムービースター誌の記事は、管理者の方で実際に見て確認して下さった方がおられます)

ただ、この記事は別の新作映画の紹介がメインで、『アラトリステ』に関する文章は非常に短く、誤訳の具体的な内容は書かれていませんでした。


ヴィゴ・モーテンセンの発言は、ウィキペディアに掲載する価値があると思います。そのために、誤訳の文法的な証明は抜きにして、現在も使用可能な情報だけで、下記の記事を作成しました。

主演俳優が誤訳について「日本語で」発言するに至った一連の事情を詳しく把握しているのは、この問題に初期から関わっている私たちのグループです。そのために、以下の「新しい記事」を、このIDで書き込む許可を管理者の皆様から頂戴したく、このようなお願いをするに至りました。

ブロックが解除されない場合は「一度だけ書き込む許可」を頂ければ有り難いです。

それが無理ならば、管理者の方に代理で書き込んで頂くことは出来ないでしょうか。

どうかご一考を宜しくお願いを申し上げます。


.....誤訳に関する新しい記事.....

日本語字幕の誤訳に関するヴィゴ・モーテンセンのメッセージ。

本作でアラトリステを演じた俳優ヴィゴ・モーテンセンは、2015年8月号のMOVIE STAR(ムービー・スター)誌で、映画『アラトリステ』の日本語字幕に誤訳があり「腹を立てた」と発言した。日本での劇場公開の際のプレスシートには、アラトリステが「求婚を決意」したと書かれ、多くのレビューでも引用されたのだ。これは、劇中でアラトリステに高価な首飾りを売る宝石商のセリフを、「将来を共にするため(の贈り物)」と誤訳したために生じた勘違いだった。

アラトリステと恋人のマリアが、互いのプライドゆえに結ばれないことは、モーテンセン自身が、2008年の日本プレミア時に語っているのだ。http://www.cinematoday.jp/page/A0001994

マリアのプライドはトップ女優であり続けることであり、そのために有力なパトロン達と肉体関係を持つことを恥じてはいない。(小説『アラトリステ』第5巻第一章等に記載あり)

対するアラトリステは、男の誇りに命を懸ける頑固な剣客である。

劇中でアラトリステは、戦う相手を「寝取られ男」と呼んで挑発する。妻に身体を売らせる男が町中の男たちから蔑まれ、こう呼ばれるという描写は、劇中でも原作小説でも繰り返し語られている。誇り高いアラトリステはマリアの恋人でいることは出来ても、夫になることは不可能なのだ。


DVDの字幕でも宝石商のセリフは「将来を考えてのこと」と、劇場版と同じコンセプトの翻訳であり、誤っている。

アラトリステは常に死に直面し続ける傭兵である。劇中でも度々、命の危機に晒され、最後は戦死して物語が終るのだ。

現実的なマリアが劇中で「将来を考えなきゃ」と言うのに対して、アラトリステは「将来など糞くらえだ。どうせ、皆、死ぬ」と答え、刹那的な生き方を変えようとしない。

首飾りは、老後の幸せな結婚生活のための布石ではなく、結婚を断り失望させたマリアへの、「今・現在」の償いを意味しているのだ。

首飾りを買う直前に、アラトリステはマントにくるまり、ベッドもない下宿の床で眠っている。それほど貧しい主人公の不相応な買い物は、マリアを狙っている国王に対抗するための、男の心意気をかけた行動なのである。


インタビュー記事で「腹を立てた」と語ったモーテンセンだが、彼は『アラトリステ』に関する話題を、「ストーリーを理解し、楽しんでくれたと思う」という、日本の観客に対する親愛の言葉で締めくくっている。

.....以上.....


上記の文章には、DVDにも誤訳があると明記しています。A氏及びB氏にとっては、不愉快な内容だと思います。

B氏は「自分は翻訳家A氏ではない」とノートページに明記しています。ですから、翻訳家A氏と直接にノートページで討論することは出来ません。

もし、B氏あるいはA氏が、今回のヴィゴ・モーテンセンの記事を削除しようとした場合、私は、逆に「誤訳ではないという証明」を求めるつもりです。A氏のブログには、文法的な説明は一切、書かれていないからです。

正しいあらすじを掲載するのに三年かかった過去を思うと、この先、何が起こるか分かりません。管理者の皆様には、どうか成り行きを見守り、アドバイスを頂戴したいと、心から宜しくお願い申し上げます。

.........................................

お願いは以上ですが、念のために、事前にご相談した方々から提示された疑問も、ここに書いておきます。長くなりますが、宜しければお読み下さいませ。

.........................................

補足

1. なぜウィキペディアに拘るのか。映画雑誌に投稿しろとの指摘も頂きました。

ウィキペディアの外では、「誤訳だ」という主張は簡単に理解されます。「自分の正しさを羅列してはいけない」と書かれていますので、省きますが、理由を述べろと言って頂ければ色々と書き込めます。


映画雑誌に投稿するには、「字幕の誤訳」はありきたり過ぎる題材です。

配給会社や字幕作家を攻撃することが目的でもありません。彼らは真摯に誤訳を訂正しようとしたのです。

慎重を期して原作小説の翻訳者を雇ったはずが、やって来た「翻訳者」はスペイン語の読み書きが出来ない人物で、結果として一番大きな誤訳が残ってしまったなどというコントのような失敗談は、呆れられるだけで掲載などされません。

(読み書きが出来ないというのは侮蔑の表現ではありません。A氏本人がブログで読めないと表明しておられます)


2.大学教授でなくても、スペイン語の教師や翻訳者に「誤訳の証明」を依頼しろ。

これについては、親切に内情を教えて下さるプロの方がおられました。日本でスペイン語に関わっている「プロのコミュニティ」は非常に小さく、他人のミスを実名で指摘する者は皆無だ、とのことでした。

DVDのパッケージに氏名が記載されている佐藤恵子氏は、たいへん著名な字幕作家なのです。(佐藤氏自身は今回の件について一言も発言されていません)

佐藤恵子氏は翻訳会社の責任者であって、スペイン語は解しません。「二種類の日本語字幕」という記事は、スペイン語を解さない人物が二人で字幕を制作したという不自然な内容です。しかし、この記事の削除は求めません。

.....補足・終り.....

以上、長文にお付き合い下さいまして有難うございました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。--211.5.15.77 2015年9月21日 (月) 23:00 (UTC)[返信]

方針によりブロックされたこの利用者 (ブロック記録 | 現在有効なブロック | 自動ブロック | ブロック解除 | 投稿記録 | 削除された投稿 | 不正利用記録) はブロックの解除を依頼しましたが、管理者がブロックを再検討し、依頼を却下しました。他の管理者がこのブロックを更に再検討することは可能ですが、充分な理由がない限り、この決定を覆すべきではありません(投稿ブロックの方針参照のこと)。ブロックが継続している間は、このブロック解除依頼を除去しないでください。

ブロック解除依頼の理由: 「ブロック理由のページに一件の新たな記事の掲載をお許しください」


却下の理由: ブロックがなされていないため。--Jkr2255 2015年9月23日 (水) 03:43 (UTC)[返信]
ブロック解除の依頼を再度行いたい場合には、投稿ブロック解除依頼作成の手引きをまずお読みになり、もう一度 {{unblock}} テンプレートを使用してください。なお、これらのテンプレートの乱用があった場合は、あなたの会話ページの保護や、会話ページへのブロックを実施する場合もありますのでご注意ください。
コメント このIPアドレスの投稿記録は5年前から飛んでいますし、おそらくは単なる巻き込まれかと思います。何も書き込まないうちにブロックされたのが解除されたのであれば、特段気にしなくて大丈夫です。そのまま自分で書き込んでください。--Jkr2255 2015年9月23日 (水) 03:43 (UTC)[返信]
ご回答を有難うございました。(今回、書き込んだ際、IPアドレスが変化しましたが、上記の者です)。私が直接に記事を書き込んでよい(ブロックが解除されている)と見做して宜しいのであれば、とても助かります。上記のようにこのページには、繰り返された削除の歴史がございます。出来れば管理者の皆様に、これからの展開を見守って頂きたく、どうか宜しくお願いを申し上げます。--211.5.17.89 2015年9月24日 (木) 01:12 (UTC)[返信]