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西光寺(さいこうじ)は、香川県綾歌郡宇多津町にあるお寺。
歴史[編集]
西光寺はもともと青の山麓にあり、鍋谷下の道場西光寺と呼ばれています。西光寺の始まりは念仏浄土宗を開き創められた開祖 法然上人が讃岐の地に流された時に讃岐の地で草庵を営み、それを弟子然慶に譲ったのが始まりとされています[1]。その後の天文八年(1539年)に本願寺第十代證如上人の弟子である進藤向専によって、浄土宗は真宗に改められました。大阪石山合戦では多くの兵糧を本願寺に送ったとされています。[2]
境内[編集]
本堂[編集]
本堂は天保(1833年)に再建されたもので、いづれも高松藩の抱え大工櫛橋一族により手掛けられました。真宗寺院の典型的な様式を踏襲しており華麗な彫刻を多用していることが特徴となっています。[3]
船屋形茶室[編集]
香川県指定文化財木 屋根は切妻造りの桟瓦葺で造二階建てとなっており、大きさは全長7.4mになります。東側は2.08m、西側は1.86mで台形状になっており、内部は1階が3部屋あり2階は二畳間が2室と一畳間の構成で、2階の屋根は船底になっています。[4]
法要と行事[編集]
5月[編集]
- 6日~7日 久米通賢翁御命日法要
- 21日 宗祖降誕会・西光寺市
8月[編集]
- 21日~22日 お虫干し会
- 31日 燈籠流し
9月[編集]
- 23日~25日 彼岸会 永代経
11月[編集]
- 日未定 西光寺 秋の日帰り旅行
1月[編集]
- 14日~16日 御正忌報恩講 西光寺
参考文献[編集]
山川出版『香川県の歴史散歩』2013年12月発行p136-137