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イワシクジラについて[編集]

はじめましてこんばんは。私、主に生物関連の記事を執筆しておりますMossと申します。本日、私が初版執筆したイワシクジラを編集しておられましたが、Sei Whaleから翻訳しませんでしたか? ウィキペディアの記事の著作権は記事を執筆した多数の執筆者に帰属しておりますので、そのような方法での加筆はWikipedia:著作権#ウィキペディアにおけるコピー・アンド・ペーストWikipedia:翻訳のガイドラインをご覧頂きますとお解りの通り、GFDL違反となり、記事が削除されることがあります。せっかくお書きになられた編集加筆分が全て消えてなくなるのは悲しいことですので、今後このような方法での加筆編集はご遠慮くださいませ。翻訳の際は要約欄(編集画面の下に出る空欄の行のことです)への翻訳情報の加筆と翻訳元の版情報記載を忘れないようにしてください。よろしくお願いします。--Moss 2009年2月15日 (日) 11:46 (UTC)[返信]

管理者のTantalです。読んでいただけるかどうかわかりませんが。とりあえず、イワシクジラは指定された1版のみの特定版削除を実施しました。再度、投稿してくださると助かります。--Tantal 2009年6月3日 (水) 12:38 (UTC)[返信]


以下、イワシクジラの項目の下書き

捕鯨[編集]

19世紀の爆発性銛や蒸気力ボートの開発により、商業捕鯨の数は激増することとなる。それまでは、イワシクジラは素早く逃げることが巧みであり、また他の大型鯨と比較し少量の鯨油しか取れなかったためそこまで捕鯨の対象とならなかったことによる。他の鯨の頭数が欠乏しつつあったことにより1950年から1970年代にかけて、イワシクジラが捕鯨対象の主流とされることになる。[1]

北大西洋では1885年から1984年にかけ、14295頭が捕獲される。これらの大部分はノルウェーやスコットランド沖で行われ、主に19世紀後半から20世紀初めにかけ行われた。 20世紀初め、ノルウェーでは陸上の哺乳類を捕獲することが困難であったため、鯨肉は一般的な食糧であり、また貴重な蛋白源であった。[2]

北太平洋では、報告された限りでは1910年から1975年の間、特に1947年以降を中心に7万2215頭のイワシクジラが商業捕鯨用に漁獲された。[3] 日本や韓国沖では、1911年から1955年にかけて毎年300から600頭が捕獲された。1959年には日本の漁獲量が最大となり、1340頭が捕獲される。北太平洋では1960年代前半から、捕鯨者による過剰搾取が始まり、1963年から1974年間の平均捕獲数は3643頭にもなった。(合計4万3719頭、最小1280頭、最大6053頭)[4] イワシクジラの大量捕獲の約十年後の1971年、日本近海でイワシクジラの数は欠乏し、1975年には西北太平洋での商業捕鯨が禁止され終了することとなる。更に1971年、東北太平洋でのイワシクジラの商業捕鯨も終了する。

南半球では1910年から1979年の間に15万2233頭が捕鯨される。[5] 南半球において、本来はザトウクジラなどが対象であったが1913年以降、ザトウクジラの生態数が減少し、ナガスクジラシロナガスクジラが捕鯨されるようになり、これらの種族も欠乏し始めたことにより、1950年から1960年代前半、イワシクジラが急激に捕鯨対象となる。1964年にこの捕獲はピークを迎え、年間2万頭ものイワシクジラが捕鯨された。しかしこの捕鯨数は1976年には2000頭まで減少することとなり、1977年にはイワシクジラの商業捕鯨が完全に終了する。[1]

保護運動[編集]

1970年に北大西洋での捕獲割り当て量がIWCによって決められるまで、イワシクジラは国際的に重要に保護はされておらず、割り当てが決められるまで捕鯨数は殆ど制限されていなかった。1976年、イワシクジラは北太平洋での商業捕鯨から全面的に保護されることとなり、また1977年、北大西洋でも割当量が導入される。また、1979年以降、南半球でも捕鯨が禁止される。 1981年には、いくつかの鯨の種族が世界規模で絶滅の危機に陥っているという多くの証拠が報告されるようになり、IWCは商業捕鯨の一時的禁止を提案する。これにより合法的なイワシクジラの商業捕鯨が全面的に禁止される。[6]

2000年には、IUCNレッドリストに、絶滅危惧種と分類される。[7] 北半球の生息数は引用補遺2に載っており、「必ずしも絶滅危惧というほどではないが、制限しなければいずれそうなるだろう。」と掲載され、南半球の生息数は、引用補遺1に「商業捕鯨を中止しない限り、絶滅危惧にある」と掲載された。[8]

捕鯨維持的見地[編集]

商業捕鯨の一時停止以降も、IWCの科学調査を目的とするアイスランドや日本の捕鯨船によりいくらかのイワシクジラは捕獲され続けた。1986年から1989年にかけアイスランドは4年間科学調査を実行し、年に40頭が捕鯨される。[9] また日本の捕鯨船も年間約50頭を捕鯨した。この調査捕鯨は東京のICR(Institute of Cetacean Research)によって同意された。この調査の主な目的はイワシクジラが何を食べるか、また人とクジラの競争度合を解明することであった。 ICRの総裁大隈清治博士は「調査によると、クジラ達は人々の3倍から5倍の海洋資源を捕食する。これらにより、私達の調査は海洋資源管理の向上に関し、重要な情報を解明するものである」と公言し[10] 、また「イワシクジラは西太平洋では28000頭以上が生息しており、二番目に生息数が豊富なクジラである。これは明らかに絶滅危惧種ではない。」と付け加えた。[11]

推定生息数[編集]

現在のイワシクジラの生息数は調査から約54000頭と推測され、これは商業捕鯨以前の時代と比べ、およそ5分の1しかいないことが分かる。[12]また、1991年の北大西洋での調査では約4000頭であろうと報告された。しかし、この時の調査方式はCPEU(catch per unit effort)と呼ばれる特定の種を捜索し、発見するまでの時間と労力から頭数を導き出す方法であったことで問題視されている。 この計測方法は真に科学的でないと度々批判される手法であった。[13]

デンマーク海峡での調査では、1987年に1290頭、1989年には1590頭が確認された[14]。カナダのノバスコシア州では1393頭から2248頭、最低でも870頭は存在すると推測された。[15]

1977年、太平洋では9110頭であろうと推測されたが、この時の調査法はCPEUであり [16] 、この推測数は日本のために行われた時代遅れの方法であるなどと批判され、物議をかもすことになる。また同様に、2002年の西北太平洋では28000頭以上と推測された[17]カリフォルニア海で確認されたのは1頭のみであり、目撃例でも1991年から1993年の間の5件しか存在しない。 また、ワシントン州オレゴン州では、たったの一頭も確認されていない。

商業捕鯨がおこなわれる以前は、北太平洋には42000頭が生息しいたが、商業捕鯨が禁止された1974年には推定生息数で7260頭~1万2620頭にまで減少していた。[16] また、南半球では、9800頭~12000頭であろうとCPUE調査法と捕鯨の記録から推測され、IWCは1978年から1988年の間の調査データから9718頭という推定数を発表した。なお商業捕鯨以前には、南半球には65000頭が生息するであろうと推測されていた。[18]


脚注[編集]

  1. ^ a b S.L. Perry; D.P. DeMaster, and G.K. Silber (1999). “Special Issue: The Great Whales: History and Status of Six Species Listed as Endangered Under the U.S. Endangered Species Act of 1973”. Marine Fisheries Review 61 (1): 52–58. http://spo.nwr.noaa.gov/mfr611/mfr611.htm. 
  2. ^ Sigurjónsson, J. (1988). "Operational factors of the Icelandic large whale fishery". Rep. Int. Whal. Commn 38: 327–333.
  3. ^ Horwood, J. (1987). The sei whale: population biology, ecology, and management. Kent, England: Croom Helm Ltd.. ISBN 0-7099-4786-0.
  4. ^ Tillman, M.F. (1977). "Estimates of population size for the North Pacific sei whale". Rep. Int. Whal. Commn Spec. Iss. 1: 98–106.
  5. ^ Horwood, J. (1987). The sei whale: population biology, ecology, and management. Kent, England: Croom Helm Ltd.. ISBN 0-7099-4786-0.
  6. ^ Reeves, R.; G. Silber and M. Payne (July 1998) (PDF). Draft Recovery Plan for the Fin Whale Balaenoptera physalus and Sei Whale Balaenoptera borealis. Silver Spring, Maryland: National Marine Fisheries Service.
  7. ^ Reilly, S.B., Bannister, J.L., Best, P.B., Brown, M., Brownell Jr., R.L., Butterworth, D.S., Clapham, P.J., Cooke, J., Donovan, G.P., Urbán, J. & Zerbini, A.N. (2008). "Balaenoptera borealis". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2008. International Union for Conservation of Nature. 2008年10月7日閲覧
  8. ^ Shefferly, N. (1999年). “Balaenoptera borealis”. Animal Diversity Web. 2006年11月4日閲覧。
  9. ^ "WWF condemns Iceland's announcement to resume whaling" (Press release). WWF-International. 2003-08-07. 2006-11-10閲覧 {{cite press release2}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  10. ^ "Japan not catching endangered whales" (PDF) (Press release). The Institute of Cetacean Research, Tokyo, Japan. 2002-03-01. 2006-11-10閲覧 {{cite press release2}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  11. ^ "Japan's senior whale scientist responds to New York Times advertisement" (PDF) (Press release). The Institute of Cetacean Research, Tokyo, Japan. 2002-05-20. 2006-11-10閲覧 {{cite press release2}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  12. ^ As of 2006, the worldwide population of the Sei Whale was about 54,000, about a fifth of its pre-whaling population.
  13. ^ Blaylock, R.A., J.W. Haim, L.J. Hansen, D.L. Palka, and G.T. Waring (1995). U.S. Atlantic and Gulf of Mexico stock assessments. U.S. Dept. of Commerce, NOAA Tech. Memo NMFS-SEFSC-363. 
  14. ^ Cattanach, K.L.; J. Sigurjonsson, S.T. Buckland, and Th. Gunnlaugsson (1993). “Sei whale abundance in the North Atlantic, estimated from NASS-87 and NASS-89 data”. Rep. Int. Whal. Commn 43: 315–321. 
  15. ^ Mitchell, E.; D.G. Chapman (1977). "Preliminary assessment of stocks of northwest Atlantic sei whales (Balaenoptera borealis)". Rep. Int. Whal. Commn Spec. Iss. 1: 117–120.
  16. ^ a b Tillman, M.F. (1977). "Estimates of population size for the North Pacific sei whale". Rep. Int. Whal. Commn Spec. Iss. 1: 98–106.
  17. ^ The Institute of Cetacean Research, Tokyo, Japan (2002-05-20) (PDF). Japan's senior whale scientist responds to New York Times advertisement. Press release. Retrieved on 2006-11-10.
  18. ^ Braham, H.. "Endangered whales: Status update". Alaska Fisheries Science Center, Seattle, WA.

編集内容の要約 en:Sei_Whaleの13:12,_6_February_2009より部分的に翻訳

--Siek 2009年2月15日 (日) 15:55 (UTC)[返信]