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利用者:たんこういん/sandbox

潭廣院

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 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ナビゲーションに移動検索に移動

潭廣院は神奈川県秦野市西田原にある寺

アクセス 公共交通機関を使う場合、小田急線秦野駅

 から羽根行き神奈川中央交通バス、上宿会館前下車、

 バス停から徒歩3分。車を使う場合県道705号線

沿革 永禄7年8月開創 相州鎌倉郡玉縄村龍宝寺末寺

開創・開山  関翁完越(天正5年10月25日入寂)

山号、院号  延命山潭廣院

本尊 地蔵菩薩

宗派 曹洞宗

 末寺に開山分銀良全 相州曽屋村 瑠璃光山・慈眼寺

 一時期無住になった潭廣院から薬師如来座像、聖観音菩薩立像、

地蔵菩薩立像が曽屋村 瑠璃光山・慈眼寺に移され、以来曽屋村

だけなく、旅行く商人、職人等が祈願する姿が伝えられ、相模薬

師第17番として栄えた。新編相模国風土記稿 曽屋村の項に「薬

師堂ハ慈眼寺ノ號アリ西田原村潭廣院持」とある。慈眼寺は長い

間住職がなく、地域民に守られてきた。明治時代の廃仏毀釈は曽

屋村では激しくなく、それでも寺号を廃止、曽屋薬師堂として明

治42年頃まで近くの人たちにより守られてきた。

  時移り、曽屋公会堂が秦野市福祉会館に建て替えられたおり曽

屋観音堂(薬師堂)に祀られていた諸仏は、地域の人の長い歳月の

信仰もあり、中曽屋自治会館に移された。その会館の取り壊しが決

まり(2015年4月)潭廣院への里帰りとなった。

潭廣院は薬師如来座像、聖観音菩薩立像、地蔵菩薩立像諸仏の里

帰りに合わせ本堂内に宮殿を築造し厨子2基を安置し(2021年1

月)、明年寅年の12年に一度のご開帳の準備を整えている。