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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒557-0042 大阪府大阪市西成区岸里東2丁目1番11号 BOTEJYU Groupビル 3F |
設立 | 2017年3月17日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | お好み焼専門店『ぼてぢゅう』をはじめとする飲食店運営 |
代表者 | 代表取締役 グループCEO/栗田 英人 |
ぼてぢゅうグループは大阪市西成区に本社をおくBOTEJYU Group ホールディングス株式会社(ぼてぢゅうぐるーぷ、英: BOTEJYU Group H.D) を中心に、5つのグループ会社からなる総合外食企業グループである。
「他人を理解し、己を知る、人づくり企業」を経営ビジョンに掲げ、お好み焼を含めたさまざまな日本食文化の保護と世界への発信をおこなっている。同グループは「ぼてぢゅう」の商標権を保有している。 「大阪ぼてぢゅう」、「ぼてぢゅう総本家」とは経営母体が異なる。
概要
[編集]ぼてぢゅうグループは、お好み焼の飲食店チェーン「ぼてぢゅう」をはじめとする、さまざまな日本食文化、特にご当地グルメ、B級グルメの発信に力を入れている飲食店チェーンのグループ。
「地域とともに、食で日本を元気にしていく」というスローガンのもと、お好み焼に限らず日本全国のご当地グルメを通じた地域活性化の活動を行っている。[1]
同社の「ご当地グルメと地域活性化」および「提携ご当地グルメ」では、日本全国のご当地グルメ、B級グルメのリストを閲覧できる。[2]
ぼてぢゅうグループは、現社長栗田英人氏の父、北村貞次氏が昭和32年(1962年)7月、のれん分けを受けて創業した。[3]
1965年に渋谷東急プラザB2Fに「ぼてぢゅう」渋谷店をオープンしたのを皮切りに、東京に進出。その後、関西と東京を中心に広く展開する。[3]
現在、焼そばが入ったお好み焼として広く知られる「モダン焼」は、「ぼてぢゅう」のまかないだったものがメニューとして取り入れられた。近代的を指す「モダン」ともりだくさん焼という当時の通称をあわせて「モダン焼」と名付けられたとされている。[3]
グループ名の由来
[編集]お好み焼きの生地を“ぼて”と返して“ぢゅう”と焼くリズムから名付けられた。西野栄吉氏が1946年に大阪・玉出で創業したときの店名を「ぼてぢゅう」にしたのが発祥。[4]
その後、「株式会社ぼてぢゅう総本家」から北村貞次氏が1962年にのれん分けを受けて、ぼてぢゅうの名前で店舗を展開。現在の「BOTEJYU Groupホールディングス株式会社」に繋がっている。 五感を刺激する5つのこだわりのひとつとして、聴覚に「ぼて!ぢゅう!」を挙げるなど、お好み焼きを焼き上げる音への強い愛着を持っている。[5]
ぼてぢゅうの登録商標
[編集]屋号などに「ぼてぢゅう」を使用している店舗はグループ外にも「大阪ぼてぢゅう」をはじめとして複数あるが、「ぼてぢゅう」、「ぼてじゅう」、「BOTEJYU」の登録商標は、ぼてぢゅうグループが所有している。[6] また、国際登録で「ぼてぢゅう」、「BOTEJYU」が商標登録されている。[7]
海外における日本食文化の発信
[編集]「本物×伝統×美味」を価値として掲げ、日本食文化の浸透に注力している。お好み焼だけでなく、ほかの企業と協業してラーメンや寿司、うどんのようなカジュアルな日本食のほかに、どら焼などの和菓子も取り扱っている。
2022年にはどら焼き機の国内シェア90%を持つ「株式会社マスダック」とパートナーシップを提携し、グローバルな展開を目指す。[8]
また、2022年9月からフィリピンの「BOTEJYU® Philippines」と「BOTEJYU® RamenHouse」で日本米の提供と販売をしている。フィリピンでは初の日本産米が食べられるレストランとなった。[9]
「ぼてぢゅう」の歴史
[編集]1946年6月:西野栄吉夫妻が大阪市西成区玉出でお好み焼店「ぼてぢゅう」を開業[4]
1955年:マヨネーズのトッピングがタカラジェンヌの間から人気を博し、定番の取り合わせとなる[3]
1957年:西野氏が宗右衛門町に「ぼてぢゅう総本家」を開業[4]
1962年7月:北村貞次市が「ぼてぢゅう」の「のれん/商標」を継承し、お好み焼店を開業[3]
1963年6月:ぼてぢゅう住吉店を開設[10]
1978年9月:海外に初進出し米国にBOTEJYU (HAWAII) INC.を設置、ワイキキ店(現在は閉店)を開設[10]
1980年10月:大阪ぼてぢゅうと和解契約公正証書を交わし、商標について条件付きでの使用を認める[11]
2001年11月:栗田英人氏が「ぼてぢゅうグループ」を継承して代表に就任[10]
2003年1月:中国に初進出し、上海古北店(現在は閉店)を開設、以後アジア方面への海外進出を進める[10]