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利用者:ばたっく/sandbox

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 リバルタ反応とは、穿刺により採取した体腔液の化学的性状を調べるために用いられる反応の1つである。

原理

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 穿刺により採取した体腔液(胸水腹水など)の中のタンパク(ユーグロブリンおよびプソイドグロブリン)は、酢酸により酸性にした液中で酸性多糖体複合物を形成する[1]。このことを利用し、性状を調べる。


方法

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 200mlのメスシリンダーに、200mlの水と3~4滴の酢酸を加え、混和・静置する[1]。その後、体腔液の穿刺液1滴を、作製した酢酸水溶液の液面に近い所から静かに落とす[1]。その際に生じる白濁した物質の様子から判定する。

リバルタ反応の結果判定

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 リバルタ反応により、体腔液の性状に関し、滲出液か、漏出液かを判定することができる。


 

脚注

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  1. ^ a b c 最新臨床検査学講座 一般検査学. 医歯薬出版株式会社. (2016). p. 123. ISBN 978-4-263-22367-3