利用者:めんちゃ/sandbox
ロードライトガーネット
[編集]ロードライトガーネット(Rhodolitegarnet/薔薇柘榴石・ばらざくろいし)はケイ酸塩鉱物の一種。パイラルスパイト系列に属するパイロープ(Pyrop/苦礬柘榴石・くばんざくろいし)と、アルマンディン(Almandine/鉄礬柘榴石・てつばんざくろいし)の中間成分を含んだ固溶体。色はワインレッドで紫がかった赤色。一月の誕生石の一つである。
性質・特徴
[編集]分類:ケイ酸塩鉱物
化学式:(Mg,Fe)3Al2(SiO4)3
主な色合い:無色、褐色、赤色、黒色、緑色
モース硬度:7-7.5
劈開性:なし
屈折率:1.77
断口:亜貝殻状または不平坦状態
条痕:白色
比重:3.75-3.95
光沢:ガラス光沢
主な産出地:インド、スリランカ、タンザニアなど
石言葉:勝利、不変の愛、友愛の証
産出地
[編集]アメリカ:ノースカロライナ
タンザニア:ウンバ
インド:オリッサ
マラウイ:全域
モザンビーク:全域
ブラジル:全域
スリランカ:全域
ノルウェー:全域 などで産出される。
歴史
[編集]「ロードライト」という名はギリシャ語でバラを意味する「ロード(Rhodo)」が語源。直訳すると「バラの石」という意味で、赤いバラ色の輝きがあることからこの名が付けられたとされている。
ロードライトガーネットは、1882年にアメリカのノースカロライナ州にて発見され、1902年に枯渇するまで採掘された。その後、ロシアのウラル山脈で産出され、ロシア帝国の繁栄を象徴する宝石となった。
1987年に発見された比較的新しい鉱床のスリランカやタンザニアのカンガラ鉱山から採掘がされており、その後、ラズベリー色のものがタンザニアのルブマ、ムトラワ、リンディなどの地方でも見つかっている。
関連項目
[編集]参考文献・引用文献
[編集]"ロードライトガーネット"なんぼや 2023年01月05日
”[まとめ]知っておきたい宝石「ロードライトガーネット」の基礎知識”GSTVFAN 2022年7月2日
”ロードライトガーネット|美しいワインレッドの煌めき”Kenkengems Column 2022年9月16日