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利用者:アルトクール/学校記事の作成目安

学校記事はある程度容易に情報が入手できます。しかし、例えば平成時代の日本において、義務教育課程である小学校・中学校は「学校である」ことは特別なことではありません。また、入手できる情報も一次情報源によるものが多いため、ここではその作成目安についてを説明する。

学校記事とは[編集]

学校記事とは世界中にある「学校」を取り上げる。日本国内では小学校、中学校、高等学校、大学、大学院、専門学校、専修学校などが当てはまる。これらの延長線上に、特色のある学部、学科、研究科、専門コースの記事がある。

学校記事の情報源[編集]

学校記事は「学校であること」は特筆性の証明にはなりません。なぜならば、学校が設置されることは特別なことではないからです。最低限、Wikipedia:信頼できる情報源Wikipedia:検証可能性が満たせる情報を、Wikipedia:出典を明記するに従って本文中で示せるようにならなくてはいけません。

一次情報源
一次情報源は次のようなものを指します。これらを出典とする場合は、一次情報源として扱うため削除の方針における情報源の有無では「特筆性を証明するものにはならない」となります。
  • 学校自信が発信している情報(ホームページ、機関紙など)
  • 設置者が発信している情報(設置自治体や設置法人のホームページや機関紙など)
  • 学校職員による情報
  • 在学生または卒業生による情報
特別な情報源(一次情報源扱い)
一次情報源として扱う二次情報源です。これらは特別な情報源として扱います。
  • 設置されている/設置されていた地域の教育委員会の情報源
二次情報源
二次情報源は次のようなものを指します。
  • 新聞記事
  • 特集された記事(但し、スキャンダル記事、タブロイド系情報源は除く)
特別な情報源(二次情報源扱い)
二次情報源に準じて扱う一次情報源です。これらは特別な情報源に当たるため取り扱うときには注意してください。
  • 自治体における歴史書(市史にあたるもの)
  • 自治体の議事録(「請願」などの情報は特筆に値しますが、「設置審議をした」などの情報は特筆するものではありません)

学校に関わる情報源では、設置者などの情報源が必要となります。情報源として取り扱うときには、次のように扱います。

  • 学校自身の情報(学校公式ページ)
    • 一次情報源として扱います。つまり、著名性の証明(出典を明記しても、独立記事作成の目安を満たさない)にはならない。
  • 設置者による情報(公立)
    • 公立学校の場合は、設置者(自治体、組合など)の情報源は著名性の証明にはならないが、WP:N違反とまでは即座にならない一次情報源として扱います。
    • 但し、設置者の配下のページ化にある情報は普通の一次情報源として扱います。(xx市のサブドメインのページのような状態を指します)
    • 自治体設置の学校について、史料を用いた情報は二次情報源として扱います。(「xx町史」などを指します)
  • 設置者による情報(私立・法人立)
    • 基本的に普通の一次情報源として扱います。

特筆性と情報源[編集]

著名性の証明として、時として二次情報源でもその証明に役立たないことがあります。例えば、日本の学校は教育委員会に届け出ていることがほとんどです。つまり、「校名の変遷」を届出で証明する分には構いませんがそれは著名性の証明ではない、内容の真実性の検証でしかありません。設置審査、閉鎖許可なども、手続き上届出されるもので、それ自身は特筆するべきことではありません。

特筆性とは「特筆に値すること」、著名性とは「有名な事柄」を指しますから、いつ合併したとか、いつ開校したという情報は削除の方針でいう特筆性がない記事では「特筆性が証明されている」とはいえないのです。その学校がNHK全国学校音楽コンクールで金賞を受賞しているとか、特色ある学校教育で表彰されたとか、そういう情報が必要になるのです。

すなわち、情報源があるから削除依頼は提出されないと思うのは誤りです。現役の学校であっても、学校そのものに特筆性がないならページは作れませんし、投稿しても削除されます。

{{出典の明記}}や{{一次資料}}などのタグは、新規投稿のための免罪符にはなりません。何度も繰り返せば、ウィキペディアの求めている方向性からは外れてしまうことを心に留めてください。