利用者:イ本月旨月方

イ本月旨月方(いもと つきうま つきかた)は、日本に暮らすウィキペディアンの一人。 このハンドルネームは、1997年頃からオンラインゲームのいくつかで使用してきたものである。日本語での人名には珍しい、ミドルネームを持つ。

海外のオンラインゲームなどで日本語の入力ができない場合は、イ本月旨月方の代替として、「Qix」または「Holy Punisher」と名乗っている。前者は1981年にタイトーより販売されたQixというゲームが好きなので、それをネームに使っている。

Wikipediaにおける活動方針[編集]

「郷に入れば郷に従え」[編集]

Wikipediaは、ご存じの通り、多数の人間の知識を集積することで巨大な知識の源を作るプロジェクトである。プロジェクトの大きい小さいにかかわらず、プロジェクトの推進には何らかの形でルールや制約をしなければならない。そうしなければプロジェクトは統一性を欠き、結果として何ら有用なものが残らないということにつながるからである。

日本のことわざには「郷に入れば郷に従え」というものがある。つまり、その場その場のルールに沿っていくことが大切だという意味である。逆に言うと、ルールに沿わないものには何らかの制裁や排除、待遇の悪化がもたらされることにつながるのである。

私は、自分で初めて建てた記事において、Wikipediaのルールを逸脱し、予想外の制裁というか、批評を受けた。はじめは何とも腹立たしかったが、それを通じて学んだことを今後の活動方針としたい。特に、「出典の明示」「検証可能性」のルールの徹底を促したい。

ウィキペディア記事の現状認識[編集]

某氏から提供された資料によると、「おまかせ表示」昨日によって無作為に抽出した175本の記事(曖昧回避、一覧、サブスタブ、即時削除の記事をのぞく)を分類すると、下記の通りとなっている。なお、この調査では出典と思われる記述が一つでもあれば、その質の良し悪しは別にそれが妥当なものとしてカウントしている。

【分類】[編集]

  • (A)出典無し
  • (B)自主公表されたウェブ情報源(公式サイトなど)が挙げられている。

ただし、その記事そのものに関連しないものは含まない(たとえば、特定の駅についての記述で、鉄道会社の公式サイトがリンクされている場合)

  • (C)出典無し、要出典テンプレート掲出
  • (D)人や法人・組織の記事にて、その人の経歴・業績・著書・作品・記録が挙げられているが、それらを証明しうる出典を持たない
  • (E)文学作品などで発行元・日付が挙げられているが、それらを証明しうる出典を持たない
  • (F)架空の人物・兵器などで登場作は挙げられているが、それ自身を説明する文脈の出典がない
  • (X)出典が明記されている
  • (Y)参考書籍として表示(記事を書く上で利用されているが、どの部分の根拠として用いられているかがわからないもの)

【件数および比率(母数=175)】[編集]

  • (A) 86件 49.14%
  • (B) 48件 27.43%
  • (C) 0件 0.00%
  • (D) 21件 12.00%
  • (E) 2件 1.14%
  • (F) 1件 0.57%
  • (X) 14件 8.00%
  • (Y) 3件 1.71%
  • (A)から(F)まで 158件 90.29%
  • (X)から(Y)まで 17件 9.71%

【考察】[編集]

上記数値を見ていただければ、ルールを守っている記事が1割弱しかなく、残りはルールが守られていないことがわかる。この世に「ルール」というものができてから、9割に守られていないようなものは存在するだろうか。たしかに、法的根拠もないし、違反したからと行って反則金を取られるようなものでもない。 また、ウィキペディアのシステムは、この点を考慮せずあらゆるルール違反を通過させている。そうなるとここは全く秩序のない無法地帯だととらえても間違いではない。

ウィキペディアの知名度が上がった結果、ここに記載されている情報は十分に良いものだと思われつつある。しかし、どんなに嘘を書いてもそれは整った体裁で利用者の画面に映るため、相手がそれを鵜呑みにしてしまう危険性がある。

例えば、人物や組織の経歴、スポーツの試合結果などは最悪の場合法的な問題に発展しうる。記事の間違いによって、その対象者の名誉が損なわれるからである。医療や健康といった、生命に関与する記事の場合はもっと深刻な問題につながるだろう。

一見して極めてまともな記事だと思われるものも、それが本当に妥当かどうかがわからないものがある。特に人文科学や宗教の領域にはこの問題が存在している。同じ項目であっても、学派によって異なった解釈をされることがあるからである。

個別の問題を挙げていけばきりがない。とにかく今は異常な事態である。違反が9割では、もはや実用品と呼んではならない。ルール遵守を徹底的に行い、違反が1割を切るようにしなければならない。

これは非常に手間のかかる作業で、一人で行うには限界がある。こういうことを考えるきっかけを与えてくださった某氏を師とし、私自身が行動するとともに、同志を募りたい。

参加しているオンラインゲーム[編集]