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利用者:デキャンタ

伊東良輔[編集]

伊東良輔(いとうりょうすけ 1978年8月12日)は、日本のソーシャルワーカー、福祉事業経営者。

福岡県出身。2002年西日本工業大学工学部土木工学科卒業。2014年北九州市立大学大学院社会システム研究科地域コミュニティ専攻博士前期課程修了。2014年一般社団法人ぱるむ創設、代表理事。

日本社会福祉士会理事、福岡県社会福祉士会理事。日本障害者協議会理事。

経歴[編集]

2002年:西日本工業大学工学部土木工学科卒業後、福岡県内の建設会社に土木施工部の施工管理技士として入社。2005年倒産により失業。

2006年:北九州市内の株式会社の運営する通所介護事業所の介護職員として入職。2007年退職。

2007年:北九州市内の社会福祉法人にて福祉用具開発普及員として入職。

2008年:同法人より大阪府へ出向。視覚障がい生活訓練等指導者へ職種変更。

2012年:福岡県社会福祉士会理事就任。(2014年より副会長)

2014年:一般社団法人ぱるむ設立。代表理事就任。

2017年:同法人にてケアプランセンターらび設立。管理者就任。

2019年:日本社会福祉士会理事就任。[編集]

資格等[編集]

福祉系の資格[編集]

社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター2級・3級、福祉用具プランナー、相談支援専門員、視覚障がい生活訓練等指導者

その他の資格[編集]

土木施工管理技士2級、測量士

学位[編集]

土木工学士、人間関係学修士

著書・論文[編集]

著書[編集]

1 ソーシャルワーク演習のための88事例 ~実践につなぐ理論と技法を学ぶ~ (2013、中央法規出版)[編集]

 ソーシャルワーカーの実践力向上のためのテキストで、エンパワメントアプローチを中心とした生活支援分野で中高年の支援について、自立支援を中心とした身体障害分野で重症心身障害児の家族支援について、分担執筆。

2 眼科ケア第17巻11号[編集]

 眼科関係者のために弱視者(ロービジョン)への支援方法として網膜色素変性症患者の一日として、どのような場面で困難を感じ、どのような支援が必要なのかを示す漫画の原稿を執筆

論文[編集]

1 視覚障害リハビリテーションにおける北九州市福祉事業団の取組み(2010)[編集]

 北九州市が障害者自立支援法の地域生活支援事業の一環として実施している「中途視覚障害者緊急生活訓練事業」について北九州市福祉事業団の職員として、北九州市の地域性を考慮し、視覚障害者へどのように関わり、援助を実施しているかを報告。第33回社会福祉事業団職員実務研究論文集佳作受賞。

2 視覚障害者支援におけるソーシャルワークの重要性(2011)[編集]

 北九州市が実施している「中途視覚障害者緊急生活訓練事業」の視覚障害者支援の実践報告から、視覚障害者支援におけるソーシャルワークの重要性を検証。

3 北九州市における視覚障害者支援(2011)[編集]

 北九州市が実施している「中途視覚障害者緊急生活訓練事業」の視覚障害者支援の事例報告を行い、中途視覚障害者へのエンパワメントアプローチの実践を報告。

4 進行性の眼疾患の中途視覚障害者への支援 ~ 中途視覚障害者の障害受容促進に関するソーシャルワークの役割 ~ (2012)[編集]

 北九州市が障害者自立支援法の地域生活支援事業の一環として実施している「中途視覚障害者緊急生活訓練事業」の事例報告を基に、進行性の眼疾患を持つ対象者の障害受容促進を支援するために必要なソーシャルワークの役割を明らかにしている。

5 北九州市における中途視覚障害者の自助グループ立ち上げまでの変遷と展望 -中途視覚障害者へのエンパワメントアプローチの実践-(2013)[編集]

 北九州市が実施する「中途視覚障害者緊急生活訓練事業」の社会参加訓練から、中途視覚障害者の自助グループ立ち上げまでの変遷をまとめ、視覚障害生活訓練等指導者としてどのような支援を実施してきたのか報告。

6 中途視覚障害者への点字指導について -保有視覚・触知覚による概念形成を先行導入した指導の試み― (2013)[編集]

 視覚障害者への点字指導については、現在、多くの指導法が存在する。どの方法でも、点字を触読するためには、点字の概念を習得する必要がある。その概念を習得するためには、長期の指導期間が必要となる。今回、新しい指導方法として、保有視覚・触知覚による概念形成を支援する新たなる学習器を利用した実践を報告。

7 中途視覚障害者の障害受容の促進におけるエンパワメントアプローチ -本人・家族と環境への働きかけの実践報告-(2013)[編集]

 難病により視覚障害となった当事者への支援を通して、本人だけでなく、家族を含めた生活環境にもアプローチする支援において、ソーシャルワークの役割と機能の重要性を報告。

8 アメリカ合衆国の視覚障害リハビリテーション施設におけるスマートサイトの現状(2013)[編集]

 平成24年度社会福祉士・精神保健福祉士海外研修調査にて実施した、アメリカ合衆国の視覚障害者施設の調査結果を報告。

9 北九州市における中途視覚障害者へのリハビリテーションの変遷と展望(2013)[編集]

 北九州市より平成10年より受託している「中途視覚障害者緊急生活訓練事業」の変遷、今後の展望について報告。

10 中途視覚障害者支援における相談援助職の役割について ~障害受容のプロセスに配慮した援助の在り方の検討~(2013)[編集]

 中途視覚障害者の生活訓練を通して、対象者と家族がどのように視覚障害を理解し受容していくか、そのプロセスに注目し、対象者本人は上田敏の「段階受容論」、家族に対しては「社会受容論」の視点から援助の在り方について検討を行った。北九州市立大学大学院 修士論文。

11 視覚障害者福祉先進国のアメリカ合衆国におけるソーシャルワークの調査・研究について(2014)[編集]

 公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの実施する「社会福祉士・精神保健福祉士海外研修・調査事業」で、平成24年2月1日から、3月1日までアメリカ合衆国の視覚障害者福祉施設を3施設訪問し、ソーシャルワーカーの実態を調査。

12 中途視覚障害者の障害受容の促進におけるエンパワメントアプローチ ~本人・家族と環境への働きかけ~(2014)[編集]

 難病により視覚障害となった当事者への支援を通して、本人だけでなく、家族を含めた生活環境にもアプローチする支援の実践報告。中途障害を受け入れる本人・家族への支援におけるソーシャルワークの役割と機能の重要性を報告。

13 視覚障害福祉先進国のアメリカ合衆国におけるソーシャルワークの調査・研究 (2014)[編集]

 公益財団法人社会福祉振興・試験センターの実施する「平成24年度 社会福祉士・精神保健福祉士海外研修・調査」にて、アメリカ合衆国の視覚障害者施設で実施されているソーシャルワークについての調査報告。

14 中途視覚障害者支援におけるソーシャルワークの役割 (2015)[編集]

 中途視覚障害者の生活訓練を通して、対象者と家族がどのように視覚障害を理解し受容していくか、そのプロセスに注目し、対象者本人は上田敏の「段階受容論」、家族に対しては「社会受容論」の視点から援助の在り方について検討。

15 中途視覚障害者の障害受容に関する考察 ~障害受容促進における当事者とその重要他者への相談援助~(2015)[編集]

 疾病により視力を失った対象者が、仕事や趣味の在り方、それを支える家族の変化を相談援助職がどのように捉え、アプローチをおこなったのか実践の記録として報告。

学会発表[編集]

1 訓練当事者のつどいの果たしている役割について(2010)[編集]

 第19回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(於 中部大学)

2 北九州市における中途視覚障害者の自助グループの立ち上げ支援の実践と今後の展望(2010)[編集]

 第11回日本ロービジョン学会学術総会(於 岡山シンフォニーホール)

3 中途視覚障害者緊急生活訓練事業におけるソーシャルワークの役割(2011)[編集]

 第19回日本社会福祉士全国大会・日本社会福祉士学会(於 みやこめっせ 京都市勧業館)

4 北九州市における中途視覚障害者へのリハビリテーションの取組みと現状(2011)[編集]

 第12回日本ロービジョン学会学術総会(於 北九州国際会議場)

5 北九州市における中途視覚障害者の自助グループ立ち上げまでの変遷と展望(2011)[編集]

 第20回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(於 島原復興アリーナ)

6 支援機関と連携した盲ろう者へのパソコン訓練について(事例報告)(2011)[編集]

 第20回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(於 島原復興アリーナ)

7 中途視覚障害者への点字指導について(2012)[編集]

 第21回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(於 国立障害リハビリテーションセンター学院)

8 アメリカ合衆国の視覚障害リハビリテーション施設における「スマートサイト」活用の現状調査(2013)[編集]

 第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(於 新潟 チサンホテル)

9 北九州市における中途視覚障害者へのリハビリテーションの変遷と展望(2013)[編集]

 第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(於 新潟 チサンホテル)

10 視覚障害者福祉先進国であるアメリカ合衆国におけるソーシャルワークの調査・研究(2013)[編集]

 第21回日本社会福祉士全国大会・日本社会福祉士学会(於 ホテルメトロポリタン盛岡)

11 中途視覚障害者支援における相談援助の意義と役割について ~ 障害受容のプロセスに配慮した援助の在り方の検討 ~(2014)[編集]

 第22回日本社会福祉士全国大会・日本社会福祉士学会(於 鹿児島県民交流センター)

12  視覚障害リハビリテーションにおける他職種との連携の実際~ 北九州市の実践報告 ~(2014)[編集]

 第23回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(於 同志社大学寒梅館ハーディーホール)

13 中途視覚障害者の障害受容に関する考察- 障害受容促進における当事者とその重要他者への相談援助 -(2015)[編集]

 第23回日本社会福祉士全国大会・日本社会福祉士学会(於 金沢東急ホテル)