利用者:メルビル/サンドボックス3

甲斐雅之（かいまさゆき、・・・・年 - ）は、日本のフルート奏者。

フルートとの関わり

ピアノ教師だった母の指導で小学生1年生の頃よりピアノを習う。小学校の音楽の授業で使うリコーダーに夢中になる。小学生4年生よりリコーダーと同じ縦笛であるクラリネットを習いたいと母親に願うが、当時住んでいた広島県府中市の周囲にはクラリネットを教えることができる指導者が居なかった。福塩線を乗って福山駅周辺まで行くとフルートの指導者が居ることが分かり、慣れない横笛のフルートを習い始める。フルートの先生の自宅に週1回通うようになったが、3か月たっても全く音が出なかった。初めは吹き口のある頭部管だけを使って音を出す練習から始めたが、リコーダーと同じ要領でフルートを吹いていたために、毎週挑戦しても全く音が出ないレッスンが続いた。もうフルートを止めてしまおうかと思っていた時期に、投げやりな気持ちで吹いたところ、ポーッと初めて音を出すことに成功した。その瞬間の感動は非常に大きいものであったと甲斐は後年語る。

中学高等学校時代

中学時代はスポーツに夢中する一方で、ピアノやフルートのレッスンも休みながらも継続していたが、次第にピアノよりフルートに傾倒するようになる。進学した府中高等学校には音楽部があり、そこに所属した。高校3年のときにフルートの専門教育を受けたいと思うようになり、地元の大学の教育学部の音楽科に行って小学校か中学校の音楽の先生になるか、東京の音楽大学に行くか考え、後者を選ぶ。甲斐にとって東京は広島の田舎町と違って毎日音楽会があって刺激的な街に見えた。NHK交響楽団の演奏もホールの3階の後ろの方の自由席でたびたび聞きに行っていた。

特記事項

• サンパルオーケストラのトレーナーの中心人物でもあり、毎年6-7月には広島県福山市沼隈町のサンパルホールに指導の為に数回通っている。