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EF50mm F1.0L USMは、キャノンが1989年に発売した35mm一眼レフカメラ用のレンズ。F1.0という明るさは35mm一眼レフカメラ用としては世界一である。
概要
[編集]発売当時の価格は36万6000円で、専用ケースと専用フードが付属した。大口径のキャノンEFマウントを生かして設計された。2枚の研削型非球面レンズと4枚の高屈折率レンズを含めた、9群11枚のガラスレンズで構成され、オートフォーカスのレンズ駆動はリング型の超音波モーターが使用された。本体前側のフィルター径は50ミリレンズとしては異例の72ミリの大口径であり、本体重量も985グラムと1キロに迫る重量であった。
特記事項
[編集]- 35mm一眼レフカメラ用に限定せず、単に35mmカメラ用であれば、LEICA NOCTILUX-M F0.95/50mm ASPHなど、本製品を若干上回る明るさをもつ製品が複数存在する。キャノン自身もレンジファインダーカメラ用として、Canon 50mm f/0.95というレンズを1961年に発売している。