利用者:㭍月例祭/sandbox/私案/PJ天正壬午の乱
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スケジュール
[編集]あくまで目安。
- 完成の目安:2022年12月末
- 2022年1月-2月 - 暫定的な全体構成を仮決め
- 2022年3月 - 分担を決める
- 2022年4月-7月 - 各自、分担部分を作成作業
- 2022年8月 - 分担部分を持ちより、ドラフト版ができる
- 2022年9月 - 相互に査読
- 2022年10-12月 - 完成を目指した詰めの作業。議論、細部の調整、修正、校正など
基本方針
[編集]- 基本的な底本には、平山『天正壬午の乱』を採用し、全体の構成の参考とする。
- 全体像をバランス良く描き出すことを重視し、細部が肥大化しそうな場合には、別記事とすることも想定する。
参考文献など
[編集]参考文献とする文献・資料・論文を、リストの形で共用する。(専用ページを作っておく)
- より俯瞰的な日本史通史ものを、参考文献として何冊か選定する。
- 地方別・地域別の観点を示す参考文献として、何冊か選定する。(山川の県史とか。)
- さらに発展的な細かい文献・論文を採用するのも自由。(ただし共有の参考文献リストに掲載しておく)
統一しておくとよいこと
[編集]分担をするための利便性の観点で、いくつか約束事を決めておくとスムーズ。
ただし、終盤の校正でどうにかなるので、過度に気にしすぎる必要はない。
- 出典をつけるタイミング・頻度 - 大雑把に「基本的には(一文毎/一段落毎)」ぐらいに決めておく。(あとは書きながら適宜。)
- Cite系テンプレートを使うかどうか - 下書きの段階ではどちらでもよい。各自作業しやすいスタイルでよく、最後の校正でどうにかする。
- ref名の法則性 - ゴリゴリに統一する必要はないが、ref名がカブるとめんどうなので、ある程度の指針を決めておくと便利か。
情報源の利用の仕方(個人的な案)
[編集]- 出典は、基本的には、現代の専門的な文献・論文に限る。
- ただし、本筋に直接関わらないような話題については、ジェネラルな資料を使用してもよい。(たとえば中国地方の動向にさらっと言及するような場合には、百科事典のようなざっくりした情報源でもOK)
- 近世以前の史料類を採用する場合、原則として本文でそれを示す。(個別判断は必要だが、刊行時期が近代など、内容面で現代の歴史学的専門研究といえないものは、これに該当。
- 「信長はホニャララした(『信長公記』)」
- 「甲府の地侍がホニャララした(「△△家文書」)」
- 「家康がホニャララした理由はホゲホゲである(『✕✕町史』)」
- 「事実」と、(後世の)分析・推測は、明確にそれとわかるように書き分ける。(ときには、何が事実なのかも見解がわかれることがある。)
- 「ホニャララ文書」に「11月5日に北条氏直がこれこれのことをした」と書かれている。
分担
[編集]どのぐらい参加者がいるか次第だが、全体の構成を決めるときに、もしかすると、おおよその文字数の制約(目安)を決めておくといいかもしれない。(そのほうが書きやすい・どこまで書けばいいか判断しやすい・重要なことに絞れる)
たとえば、
- == A ==
- 200文字程度の要約をつける。
- === A-1 ===
- 400文字
- ==== A-1-(1) ====
- 800文字
- ==== A-1-(2) ====
- 800文字
- === A-2 ===
- ==== A-2-(1) ====
- ==== A-2-(2) ====
- ==== A-2-(3) ====
- === A-2 ===
とか。
構成の参考資料・目次リスト
[編集]構成案
[編集]- 前史・その後、などを起きつつ、本論は「本能寺」から「徳川北条の同盟」までとする。
- 本論を時系列順とするか、地域別とするか、あるいは勢力別とするか、要検討。
- ==概要==
- ==前史・背景・前提==
- ==本論A==
- ==本論B==
- ==本論C==
- ==本論D==
- ==その後の影響等==
- ==研究史==
- ==年表==
- ==関連項目==
- ==付録部==(脚注等)
平山『天正壬午の乱』2015
[編集]部 | 章 | 節 | 項 | タイトル |
序 | == 天正壬午の乱とはなにか == | |||
Ⅰ | == 武田勝頼滅亡と本能寺の変 == | |||
1 | === 武田勝頼の滅亡 === | |||
①武田氏の衰退 ②「朝敵」となった勝頼に離反する家臣たち ③織田軍の武田領侵攻始まる ④上野の崩壊 ⑤駿河の崩壊 ⑥上杉景勝、勝頼に援軍を派遣する ⑦勝頼滅亡 | ||||
2 | === 武田領国の解体 === | |||
①信長の出陣 ②勝頼・信勝父子の首級到来 ③信長、知行割を実施す ④武田信玄の信濃侵攻と小笠原長時 ⑤分裂する小笠原一族 ⑥小笠原貞慶による武田家臣の調略 ⑦使い捨てられた小笠原貞慶 ⑧北信濃の一向一揆蜂起す ⑨織田信長の武田家臣狩り ⑩信長の帰国 | ||||
3 | === 本能寺の変 === | |||
①河尻秀隆(甲斐国、信濃国諏訪) ②毛利長秀(信濃国伊那) ③森長可(信濃国川中島四郡) ④木曽義昌(信濃国筑摩・安曇) ⑤滝川一益(上野国、信濃国佐久・小県) ⑥穴山梅雪、安土へ伺候す ⑦本能寺の変 ⑧穴山梅雪の死 | ||||
Ⅱ | == 各勢力、動き出す == | |||
1 | === 上野の情勢 === | |||
①本能寺の変と滝川一益 ②藤田信吉の叛乱 ③北条軍、滝川一益を撃破す ④滝川一益、懸命の逃避行 | ||||
2 | === 甲斐・信濃の情勢 === | |||
(1)====下伊那郡の情勢==== | ||||
①下條頼安のクーデター ②知久頼氏の帰還 ③小笠原信嶺の亡命と帰還 | ||||
(2)====上伊那郡の情勢==== | ||||
①森長可、川中島を放棄す | ||||
(3)====筑摩・安曇郡の情勢==== | ||||
(4)====諏訪郡の情勢==== | ||||
①孤立する河尻秀隆 | ||||
3 | === 徳川家康の動向 === | |||
①伊賀越えの成功 ②家康、西へ ③家康の甲信工作 ④北条方の一揆を鎮圧した穴山衆 ⑤清須会議と家康の甲信侵攻 | ||||
4 | === 北条氏直の動向 === | |||
①北条軍、信濃に侵攻 ②上杉軍との対峙 | ||||
5 | === 上杉景勝の動向 === | |||
①新発田重家の反乱 ②上杉景勝、滅亡を覚悟する ③景勝、信濃に侵攻す ④景勝、小笠原洞雪斎を擁立す ⑤小笠原氏の再興と木曽義昌の撤退 ⑥北条軍との対峙 ⑦「夜崩」を起こして逃げる北条軍 | ||||
Ⅲ | == 三者鼎立 == | |||
1 | === 徳川家康、窮地に陥る === | |||
①小笠原貞慶の深志回復 ②酒井忠次の信濃出陣 ③諏訪頼忠の離反 ④小笠原貞慶の離反 ⑤北条軍の南下 | ||||
2 | === 北条氏直の甲斐侵攻 === | |||
①保科正直の高遠城奪取 ②動揺する伊那衆 ③北条軍、甲斐に入る | ||||
3 | === 上杉景勝、 北信濃を固める=== | |||
①北信濃衆への仕置 ②景勝、無念の転進 ③小笠原貞慶、勢力を拡げる | ||||
Ⅳ | == 天正壬午の乱終結へ == | |||
1 | === 家康対氏直 === | |||
①北条軍の布陣と作戦 ②徳川軍の布陣と作戦 ③北条軍動く ④黒駒の合戦 ⑤天正壬午甲信諸士起請文提出さる | ||||
2 | === 信濃国衆の動向 === | |||
①木曽義昌の動向 ②家康に援軍を派遣した織田信雄・信孝兄弟 ③依田信蕃が籠った蘆田小屋と三澤小屋 ④家康の援軍を得た依田信蕃の奮戦 ⑤真田昌幸、徳川方に転ず ⑥保科正直の動向 | ||||
3 | === 徳川家康危機を脱す=== | |||
①大豆生田砦の陥落 ②徳川軍別働隊動く ③戦局を左右した武田遺臣・城和泉父子の調略 ④真田昌幸・依田信蕃が北条軍の補給路を断つ ⑤総崩れとなった佐久郡の北条方 ⑥伊豆・駿河における旧武田海賊衆の動静 ⑦三島合戦 ⑧北関東「東方之衆」の外交戦略 ⑨北関東諸士と徳川・北条の和睦 | ||||
4 | === 徳川・北条同盟の成立=== | |||
①「上方悲劇」と両軍の和睦 ②和睦のための三条件 ③合意五ヶ条と残された懸案 ④北条・真田の戦闘始まる ⑤家康の甲斐仕置 ⑥甲斐衆に発給された膨大な「知行安堵状」 ⑦恵林寺の再興と景徳院建立 | ||||
Ⅳ | == おわりに == |
黒田『小田原合戦と北条氏』2013
[編集]部 | 章 | 節 | 項 | タイトル |
序 | == 織田政権と関東 == | |||
①織田信長と関東国衆 ②徳川家康と関東国衆 ③北条氏の織田氏服属 | ||||
Ⅰ | == 関東織田分国の崩壊 == | |||
1 | === 織田政権の関東仕置 === | |||
①織田氏の関東進出 ②織田氏の「東国御一統」 ③滝川一益の上野支配 ④織田氏と北条方国衆 ⑤織田氏と佐竹方国衆 ⑥織田氏と東北国衆 | ||||
2 | === 天正壬午の乱 === | |||
①本能寺の変の情報 ②神流川合戦 ③天正壬午の乱の展開 ④北条氏の信濃への進軍 ⑤北条氏と徳川氏の対戦 ⑥家康の経略 ⑦北条氏と徳川氏の和睦 |
竹井『東日本の統合と織豊政権』2020
[編集]部 | 章 | 節 | 項 | タイトル |
序 | == 統合へ向う東日本 == | |||
①本巻の対象地域 ②戦国末期の東日本 ③大規模化する領土紛争と「国郡境目相論」 ④東日本の社会・文化史 ⑤本書の構成 | ||||
Ⅰ | == 三国同盟の崩壊と領土紛争の激化 == | |||
2 | === 混迷を深める東日本情勢 === | |||
①「甲越和与」と信玄の小田原襲来 ②「御国」の論理の登場と諸城の築城・修築 ③謙信と下越・越中情勢 ④越相同盟の破綻 ⑤佐竹氏の勢力拡大 | ||||
3 | === 甲相同盟の復活と東日本情勢 === | |||
①甲相同盟の復活とその影響 ②再度翻弄される東国諸領主 ③信玄の死と勝頼の家督継承 ④拡大する北条領国 | ||||
Ⅴ | == 迫り来る織田信長 == | |||
1 | === 信長の勢力拡大と東日本情勢 === | |||
①長篠合戦とその影響 ②足利義昭と甲相越三和計画 ③北条氏と「東方之衆」の激突 ④御館の乱と里見氏天正の内乱 ⑤甲相同盟の破綻とその影響 | ||||
3 | === 武田氏滅亡と「東国御一統」 === | |||
①高天神城落城と新府築城 ②武田氏滅亡す ③追い込まれる上杉景勝 ④滝川一益の上野入部と「惣無事」 | ||||
Ⅵ | == 豊臣政権の成立と東日本 == | |||
1 | === 天正壬午の乱と北条・徳川同盟の成立 === | |||
①大混乱に陥る旧武田領国 ②天正壬午の乱の展開 ③北条・徳川同盟の成立と「惣無事」 ④「沼田・吾妻領問題」の発生 |