利用者:㭍月例祭/sandbox/IP
文章
[編集]ここでは、主にスクリーンリーダー(読み上げソフト)などの閲覧環境に配慮した文章のスタイルについて解説します。
誤字脱字に注意
[編集]誤字・脱字には注意してください。スクリーンリーダーなどがうまく働かない可能性もあります。また、誤字・脱字のある文章は誰にとっても読みにくいものです。
約物や符号に関する注意点
[編集]見た目がよく似ている約物・符号は区別してください。表示ではほとんど変わらなくても、スクリーンリーダーでは全く違う文字として読み上げられます。
(解説) - 以下の記号は、見た目は非常によく似ていますが、異なる意味を持っています。
これらを取り違えたり誤用すると、スクリーンリーダーなどが意図通りに機能しない可能性があります。
詳しくは各記事を参照してください。
外国語
[編集]日本語以外の語句には、{{lang}}テンプレートを用いてください[1]。
(例){{lang|fr|Assemblée nationale}}
(国民議会)は、「Assemblée nationale (国民議会)」と表示されます。
詳しい使用方法は{{lang}}を参照してください。
(解説) - 単に「nationale」と書いた場合、スクリーンリーダーはこれを何語の単語であるか認識できず、誤った発音で読み上げてしまうかもしれません。
翻字
[編集]日本語やラテン文字に無い文字は、カタカナ表記するか翻字してください(詳しくは{{ラテン翻字}}を参照)。
また、♥(ハートマーク)のような読めない文字を使わず、その代わりに代替テキストつきの画像を使用してください。(このようなシンボルの一部には{{Dagger}}のように代替テキストつきの画像を表示させるテンプレートが用意されています。詳しくはCategory:画像挿入テンプレートを参照)。
(解説) - Unicodeをサポートしていないスクリーンリーダーは、これらの文字を読みあげられないことがあります。
打ち消し線
[編集]記事(標準名前空間)などでは、打ち消し線(取り消し線)を使用しないでください。
- (例)
これは例です。- こうした表記はしないでください。
ノートページなどの議論ページでは、自身の発言を後で修正する場合など、打ち消し線を用いても構いません。専用のテンプレート({{Del}}・{{Ins}}・{{Delins}})もあります。詳しくはWP:REDACTやHelp:ページの編集#取り消し線・下線を参照してください。
なお、打ち消し線を使用するには、主に下記の3つの方法がありますが、(1)(2)はいかなる場合も禁止です。
(解説) - (1)の<s>タグや(2)の<strike>タグは古い形式の削除タグです。HTML4が導入された1997年に「非推奨」、HTML5が導入された2014年に「廃止」されています。
- <s>タグや<strike>タグの使用は、検索エンジンやスクリーンリーダーでは意図通りに機能しない可能性があります。スクリーンリーダーはこの方法で打ち消し線を引いた場所もそのまま他の文と同じく読み上げてしまうかもしれません。
- (3)の<del>タグ・<ins>タグは、HTML5で推奨されています。検索エンジンやスクリーンリーダーでも意図通りに解釈されるでしょう。
- スクリーンリーダーを使う編集者は、議論に参加するとき、insタグやdelタグなどの意味を無視して普通の文章と同様に読み上げないよう、適切に要素の意味を読み取るようにスクリーンリーダーを設定してください。
改行
[編集]スクリーンリーダーを用いた編集では、1行ごとに編集するのが普通です。どうしても必要な場合を除いてウィキペディアのソースに改行を入れないでください。
ツールチップ
[編集]ツールチップなど、情報を得るためにマウスの動きなどの物理的な動作を必要とする技術を使わないでください。なお、略語の元となった語を示す{{Abbr}}は例外的に許可されます。
- ^ Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 3.1.1と3.1.2項より。