利用者:一神教学会

一神教学会(いっしんきょうがっかい)は、一神教学会という宗教団体に関心を持つウィキペディアン。

一神教学会とは[編集]

一神教学会(いっしんきょうがっかい、英語名: Society for Monotheism)は、「多宗教教」(polyreligionism)という宗教の布教を目的とする宗教団体である。現在の会長は大黒学。設立は2006年5月22日。

多宗教教[編集]

多宗教教(たしゅうきょうきょう、英語: polyreligionism)は、「私は妄想である」(Watashiwa Mousoudearu)と呼ばれる神を崇拝する宗教である。この神は、人間が作り出すすべての宗教を愛しており、宗教多様性を増大させた人間を天国において優遇する。また、この宗教は、「すべての宗教はフィクションである。したがって、すべての人間は教祖になることが可能である(この命題は「万人教祖主義」(omnifundatoresism)と呼ばれる)」という教義を持つ。この教義における「宗教」には、この宗教自身も含まれており、「多宗教教もまたフィクションであり、「私は妄想である」という神は実在しない」という命題も、この宗教の教義である。

一神教学会が布教している多宗教教以外の宗教[編集]

一神教学会が布教している「多宗教教」(polyreligionism)という宗教は、前述したように、「宗教多様性を増大させた人間は天国において優遇される」という教義を持つ。一神教学会は、この教義に基づき、多宗教教のみならずさまざまな宗教の開発と布教を実践している。一神教学会が布教している宗教としては、多宗教教以外に次のようなものがある。

多一教[編集]

ヤハウェは多様性に価値を認める神であるという教義を特徴とする、アブラハム宗教に属する宗教の一つ。「すべての人間は、ヤハウェが自身の啓示を宇宙の内部に伝えるための端末である。ヤハウェは宗教の多様性をより豊かなものにすることを望んでいるので、ヤハウェが人間に伝える啓示には、真である教義のみではなく偽である教義も含まれている」という教義を持つ。

消波教[編集]

消波ブロックを軸に置く宗教。「物質世界における消波ブロックが持つ、荒波から何らかの物質を護るという効果は、精神世界においても応用することができる。すなわち、物質世界における消波ブロックに相当するものを、精神世界において、設計し、製造し、施工することによって、精神的な荒波から精神を護ることができる」という教義を持つ。

日本型キリスト教[編集]

日本人向けにアレンジされたキリスト教の教派。「洗礼を受けていない人間が死亡した場合、その人間は、三途の川において奪衣婆(脱エバ)から強制的に洗礼を授けられる。したがって、地獄は、人間が存在しない世界になることが予定されている」という教義を持つ。

日本型イスラーム[編集]

日本人向けにアレンジされたイスラームの宗派。アッラーフと明治天皇を同一視し、明治神宮のある代々木を第一の聖地、伏見桃山陵のある桃山町を第二の聖地とする。

日本型空飛ぶスパゲッティ・モンスター教[編集]

日本人向けにアレンジされた空飛ぶスパゲッティ・モンスター教の宗派。靖国神社の現在の祭神は空飛ぶスパゲッティ・モンスターであり、彼が靖国神社に降臨した目的は、「戦争のための神社」という靖国神社の意味を「平和のための神社」という意味で上書きする、「靖国神社改造計画」というプロジェクトを推進するためである、と主張している。

大阪型ダールルハック[編集]

水無月歌舞伎という預言者が、関西大学経済学部の二回生だったときに神から授けられた啓示に基づいて開発した、ダールルハックを大阪人向けにアレンジした宗派。アッラーフとビリケンさんを同一視し、新世界を聖地とし、粉もんと串カツを聖なる食べ物とする。「ソースの二度漬けは禁止」という戒律を持つ。

大黒教[編集]

可能世界論をベースとする宗教。この宗教においては、「神」(god)という言葉を、 「自由意志を持つ存在者、または神を要素とする集合」と定義する。霊的な存在者のみならず、自由意志を持つ生物などの物質的な存在者も神である。自由意志を持つすべての存在者から構成される集合は、「大黒」(Daikoku)と呼ばれる。大黒は、すべての可能世界を要素とする集合の中から一つの世界を選び出し、その世界に現実性を付与する存在者である。

メタ神道[編集]

神社は、その神社の祭神のみならず、任意の超自然的な存在者に対してメッセージを伝達することができる施設である、と考える神道の宗派。神社の祭神は、参拝者の脳をスキャンすることによって、参拝者がメッセージを伝達したいと考えている超自然的な存在者の存在を主張する宗教について調査し、メッセージをその存在者に取り次ぐことができる、と考える。高階宗教(宗教を代入することのできる自由変項を持つ宗教)の一種である。

隆法宗[編集]

仏教についての無知から生み出された「仏陀は再誕する」という教義を持つ幸福の科学という宗教を揶揄することを意図するパロディー宗教。「大川隆法は再誕した釈迦である。しかし彼は仏陀ではない。なぜなら、仏陀は、自身が得た悟りを捨てなければ再誕することができないからである。隆法宗の信徒たちにとって彼の再解脱は悲願であるが、彼は煩悩にまみれていて自力での再解脱が不可能であるので、そのためには、すべての仏陀たちにそれを祈願するという他力が必要である」という教義を持つ。

浄土真宗ゾーエー派[編集]

浄土真宗の宗派の一つ。「衆生は、肉体が死亡したのちも活動を続ける命を持ち、その命は「ゾーエー」と呼ばれる。肉体が死亡したのち、ゾーエーは、「阿弥陀」と呼ばれる存在者によって収集され、その存在者の一部分となる。阿弥陀は、まだ肉体的に生きている衆生に対して、「アタラクシア」と呼ばれる功徳を廻向する。人間は、アタラクシアを幸福として認識することはできないが、「深く考える」という行為によって、それを滋味として味わうことができる」という教義を持つ。

外部リンク[編集]