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京都伏見のあやかし甘味帖 』(きょうとふしみのあやかしかんみちょう)は、柏てんによる日本小説シリーズ。2017年8月より宝島社文庫から刊行。表紙イラストは細居美恵子

あらすじ[編集]

ワーカホリックな29歳のれんげは会社からの唐突な退職勧告や結婚予定の彼氏の浮気発覚などの不運に見舞われる。傷心を癒すために訪れた京都おしゃべりな黒狐と出会う。黒狐曰く「れんげ様の願いを叶えて、徳を積むのです!」と言われ次々と怪異に巻き込まれていく。

主な登場人物[編集]

小薄れんげ(おすすきれんげ)

東京の一流商社で働いていたが様々な不運に見舞われた事で嫌気がさして京都に旅に出る。京都では虎太郎の家に居候している。気の強い性格。お酒好き。


穂積虎太郎(ほづみこたろう)

れんげが申し込んだシェアハウスの家主。おっとりした性格の大学生。無類の和菓子好きで作品の所々で京都に実在する和菓子屋の和菓子を食べている。


クロ(くろ)

れんげの前に現れた狐の神。名前の通り黒い体をしている。尻尾の先端に金の玉が付いている。れんげが名付け親ということもあり彼女に懐いている。かなりおしゃべりな性格で、しゃべりすぎてはよくれんげに叱られている。


白菊命婦(しらぎくみょうぶ)

伏見稲荷神社で祀られている神様。クロの母親でもある。


既刊一覧[編集]

小説[編集]

  • 柏てん(著) / 細居美恵子(イラスト) 『京都伏見のあやかし甘味帖 』 宝島社文庫、既刊8巻(2022年5月18日現在)
    • 『京都伏見のあやかし甘味帖 おねだり狐との町屋暮らし』2017年8月4日発売ISBN 9784800275295
    • 『京都伏見のあやかし甘味帖 花散る、恋散る、鬼探し』2018年3月6日発売ISBN 9784800282569
    • 『京都伏見のあやかし甘味帖 月にむら雲、れんげに嵐』2018年10月4日発売ISBN 9784800289599
    • 『京都伏見のあやかし甘味帖 紫陽花ゆれて、夢の跡 』2019年6月6日発売ISBN 9784800295484
    • 『京都伏見のあやかし甘味帖 星めぐり、祇園祭の神頼み』2020年2月6日発売ISBN 9784299002495
    • 『京都伏見のあやかし甘味帖 石に寄せる恋心』2020年11月6日発売ISBN 9784299011008
    • 『京都伏見のあやかし甘味帖 日吉の神、賀茂の陰陽師』2021年9月7日発売ISBN 9784299020680
    • 『京都伏見のあやかし甘味帖 神無月のるすばん七福神』2022年5月10日発売Template:ISBN29784299029157



京都伏見のあやかし甘味帖
小説
著者 柏てん
イラスト 細居美恵子
出版社 宝島社
レーベル 宝島社文庫
刊行期間 2017年8月4日 -
巻数 既刊8巻(2022年5月現在)