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利用者:剣師朗/sandbox

剣に焦ぐ』(けんにこぐ)は、浅岡しゅくによる日本漫画。2018年12月より『サイコミ』で連載中。[1]

あらすじ[編集]

中学生時代[編集]

 『八央子の鬼子』と呼ばれる不良少年・灰島了一は、ある日、不良仲間を逮捕しようとした警察官小宮直希に殴り掛かった末警察署に連行され、署の剣道場で指導を受けることに。指導の末小宮は了一を救いたいと思い、了一の身体能力をもとに彼を剣道に誘う。最終的に、了一は小宮を倒したいという目標を掲げて竹刀を受け取ったのだが、その日の帰りに不良仲間に呼び出され、以前倒した高校生に頭を殴られた上、持っていた竹刀を折られて右腕を突かれてしまった。その結果、了一は骨が露出するほどの重傷で入院し、医師が「もう剣道はできないと思え」と母親に伝えてしまう。だが、見舞いに来た小宮から右手を使わない構えである『左片手上段』を見せられ、全日本剣道選手権で小宮の優勝を目の当たりにした了一は、彼の通う道場で剣道を教わることになる。その後、小宮は、彼の知人で全日本にも出場していた笹塚鉄夫が剣道部の顧問をしている都立紅泉高校に了一を入学させた。

高校生時代[編集]

 無事に入学した了一だったが、肝心の剣道部は何故か廃部寸前であり、彼の入部まで部員は2年生(18期生)の狭間広輔高尾陽二住吉友春の3人のみだった上、高尾と住吉はあまり部活に出ておらず、笹塚は指導をしていなかった。そんな中、部長の狭間は、笹塚率いる過去の剣道部が全国制覇を成し遂げた、所謂黄金世代に憧れていた。

 そんなある日、剣道の名門校である蒼帝高校から練習試合の申し入れが入る。笹塚は一度断ったものの、丸め込まれた狭間に了一が、黄金世代に憧れている彼の本心を問い詰めた末、団体戦を組めるようにするという条件で承諾した。その後、了一と狭間は、1年生で、中学都大会準優勝の市ヶ谷勇一郎を何とか入部させることに成功し、5人で蒼帝高校との練習試合に臨む。

 練習試合後、部員全員の意識が変わり、笹塚に指導をしてもらえることになった5人は、全国大会を目指す。

舞台[編集]

 八央子という架空の都市が舞台であり、八王子市内や近郊に実在する施設、またはそれをモデルにした施設が複数登場する。[2]

登場人物[編集]

キャラクターの右には、団体戦における役割があれば記している(順不同)。なお、斜体はキャラクター名ではない。

都立紅泉高校[編集]

現役生[編集]

灰島了一   先鋒→中堅

 『八央子の鬼子』と呼ばれる不良の主人公。金髪で、額の左側に傷がある。身長158cm。                                                                      過去に父親を半殺しにしたと噂されており、父親が家におらず、母親がパートをしているため家庭の経済状況が悪い。明け暮れていた喧嘩の影響で皮肉にも瞬時の判断能力に長けている他、「殺気」と言われる程の強い気迫があるなど、剣道に向  いた身体能力や心構えが備わっている。また、口が悪く、先輩や先生などの目上の人に対しても基本的にはタメ口で話す。                                                      狭間広輔   副将 

 2年生で剣道部部長。対戦相手をよく研究する所謂『剣道ヲタク』。

高尾陽二   次鋒

 

住吉友春   中堅→先鋒

市ヶ谷勇一郎 大将 

黄金世代[編集]

笹塚鉄夫   大将 

中河原    先鋒

長沼     次鋒

国領     中堅

森下     副将

蒼帝高校[編集]

入間     先鋒

影森     次鋒

秋津     中堅

吾野     副将

清瀬     大将

鈍谷工業高校[編集]

相原     先鋒

成瀬     次鋒

淵野辺    中堅

菊名     副将

町田     大将

銀栄高校[編集]

藤代     先鋒

土浦     次鋒

泉      中堅

我孫子    副将

柏      大将

無生堂[編集]

小宮直希 

竹沢

千夏

その他[編集]

かなえ

龍・詩音

さゆり

伊賀ヨワシ

書誌情報[編集]

・浅岡しゅく『剣に焦ぐ』< サイコミ×裏サンデー>、既刊6巻(2020年12月25日現在)

1.2019年7月30日配信

2.2019年9月30日配信

3.2020年3月30日配信

4.2020年6月30日配信

5.2020年9月30日配信

6.2020年12月25日配信

脚注[編集]

  1. ^ 剣に焦ぐ│サイコミ”. 2020年12月25日閲覧。
  2. ^ 取材協力を受けたことが作中で示されている施設もある。