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桃林軒 山梨県都留市にある松尾芭蕉が滞在したとされる寓居。
天和2年(1682)江戸の大火によって芭蕉庵が焼かれた。天和3年(1683)正月半ば、俳諧の弟子・秋元家の国家老高山麋時が芭蕉に甲斐入峡を勧めた。その後、高山傳右門家の東方の山裾に位置する薬師堂前の屋敷の離れに滞在した。この離れを桃林軒と名づけていた。
高取堅二『芭蕉谷村藩流寓余聞 芭蕉と円通院』なまよみ出版、2000年。(pp8,10)