利用者:小石川人晃/sandbox14
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Salix dolichostyla Seemen subsp. serissifolia (Kimura) H.Ohashi et H.Nakai (2006)[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
コゴメヤナギ |
コゴメヤナギ(小米柳[4]、学名: Salix dolichostyla subsp. serissifolia)はヤナギ科ヤナギ属の落葉高木。河原などに生える[4]。日本の本州の東北地方南部(福島県南部以西)から近畿地方にかけて分布する[4][5]。和名の由来は、漢字で小米柳と書き、小さい葉をつけることから名付けられている[4][5]。
特徴
[編集]日本のヤナギの仲間では最も大きくなる種で、高さは25メートル (m) ほどになる[4]。枝は多数分枝し、樹冠はこんもり円くなる[5]。
樹皮は灰黒褐色で縦に裂ける[4]。枝は灰褐色[5]、一年枝は緑褐色や褐色で無毛である[4]。小枝はつけ根から折れやすい[4]。葉は互生し、長さ4-7センチメートル (cm) 、幅8-12cmの披針形で、葉の表面は光沢のある緑色で、裏面は白色を帯びる[5]。
花期は4月[5]。雌雄異株。葉が出ると同時に花序が現れる[5]。雌花穂は細く、長さは1-1.7cm。苞の基部に毛がある[5]。
冬芽は小さく、卵形で毛があり、花芽はやや大きい[4]。枝先に仮頂芽をつけ、側芽は枝にらせん状に互生する[4]。芽鱗は1枚で、合わせ目のない帽子状になって被る[4]。葉痕はV字形で、維管束痕が3個つく[4]。
脚注
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Salix dolichostyla Seemen subsp. serissifolia (Kimura) H.Ohashi et H.Nakai コゴメヤナギ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年5月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Salix serissifolia Kimura コゴメヤナギ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年5月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Salix jessoensis Seemen subsp. serissifolia (Kimura) H.Ohashi コゴメヤナギ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年5月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 202
- ^ a b c d e f g h 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編 2013, p. 103
参考文献
[編集]- 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、202頁。ISBN 978-4-416-61438-9。
- 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編『APG原色牧野植物大図鑑II = APG MAKINO'S ILLUSTRATED FLORA IN COLOUR 2 (グミ科~セリ科)』北隆館、2013年3月25日。ISBN 978-4-8326-0974-7。