利用者:小石川人晃/sandbox19
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ミヤマハハソ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Meliosma tenuis Maxim. (1867)[1] | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ミヤマハハソ |
ミヤマハハソ(深山柞[3]、学名: Meliosma tenuis)は、アワブキ科アワブキ属の落葉低木[3]。別名、ミヤマホオソ[4]。山地の落葉樹林に生える[3]。和名のハハソはブナ科のコナラ(Quercus serrata)のことで、葉がコナラ似てて深山に生えるという意味である[3]。別名のホオソはもとはハハソと書き、コナラのことで葉が似るのでいう[4]。
日本の本州、四国、九州、および中国の温帯から暖帯にかけて分布する[3][4]。山地の林の中に生える[4]。
落葉広葉樹の低木で、高さは3メートル (m) ほどになる[3]。樹皮は灰黒色から黒紫色で皮目がある[3]。葉は互生し、長さ6-15センチメートル (cm) [4]。
花期は初夏[4]。黄色の花弁5枚のうち、外側の3枚は円形で、2枚は鱗片状になる[4]。雄蕊は5本あるが、2本が完全で、残り3本は鱗状である[4]。果実は液果で、径3-4ミリメートルの球形で黒色に熟す[4]。
冬芽は互生し、裸芽でアワブキよりもやや濃い褐色の毛に覆われる[3]。頂芽は長さ3-5ミリメートルでアワブキよりもだいぶ小さく、上に伸びる裸芽は3個ほどつく[3]。側芽はさらに小さい[3]。葉痕は円形に近い半円形で維管束痕は3個ほどある[3]。
脚注
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Meliosma tenuis Maxim. ミヤマハハソ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年5月29日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Meliosma dilleniifolia (Wall. ex Wight et Arn.) Walp. subsp. tenuis (Maxim.) Beusekom ミヤマハハソ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年5月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 224
- ^ a b c d e f g h i 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編 2012, p. 438
参考文献
[編集]- 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、223頁。ISBN 978-4-416-61438-9。
- 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編『APG原色牧野植物大図鑑I = APG MAKINO'S ILLUSTRATED FLORA IN COLOUR 1 (ソテツ科~バラ科)』北隆館、2012年4月25日。ISBN 978-4-8326-0973-0。