利用者:小石川人晃/sandboxA
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フサフジウツギ(Buddleja davidii)
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Buddleja japonica Hemsl. (1889)[2] | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
〓(藤空木[4]、学名: Buddleja japonica)はゴマノハグサ科[注 1]フジウツギ属の落葉低木である。日本の本州の東北地方から近畿地方にかけての太平洋側と四国の山間に分布する[4][5]。山地の日当たりのよい川原などに生える[4][5]。有毒植物[5]。
落葉広葉樹の低木で、樹高は60 - 150センチメートル (cm) ほどになる[4][5]。幹は叢生し、樹皮は縦に薄く剥がれる[4]。枝にはハッキリした4つの稜で翼がある[4][5]。株全体の姿は大型の草本のように見える。冬でも花序を含めて全体が枯れ姿で残る[4]。葉は7-20cmで、若葉には黄褐色の星状毛がある[5]。
花期は夏(7-8月)[4]。若枝の先に斜めに垂れる花序を出して、一方の側だけ並んで紫色の花を多数つける[5]。花冠は先端が4裂し、外側に星状の綿毛が密生する[5]。
冬芽は裸芽で、黄褐色をしており、毛に覆われた幼葉が小さく集まっている[4]。枝先には頂芽、枝には側芽が対生し、側芽は対生する葉痕どうしはつながり節になっている[4]。葉痕や維管束痕ははっきりしない[4]。
四国、九州、琉球の暖地に分布するコフサウツギは、枝が円いので区別される[5]。
脚注
[編集]- ^ 最新の植物分類体系であるAPG体系ではゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)であるが、古いクロンキスト体系や新エングラー体系ではフジウツギ科(Buddlejaceae)に区分された[2]。
- ^ 藤原、阿部 2017, p. 641
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Buddleja japonica Hemsl. フジウツギ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月17日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Buddleja insignis auct. non Carrière フジウツギ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 50
- ^ a b c d e f g h i 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編 2013, p. 535
参考文献
[編集]- 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、54頁。ISBN 978-4-416-61438-9。
- 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編『APG原色牧野植物大図鑑II = APG MAKINO'S ILLUSTRATED FLORA IN COLOUR 2 (グミ科~セリ科)』北隆館、2013年3月25日。ISBN 978-4-8326-0974-7。