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利用者:小石川人晃/sandboxM

アメリカハナノキ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: ムクロジ目 Sapindales
: ムクロジ科 Sapindaceae
: カエデ属 Acer
: アメリカハナノキ A. rubrum
学名
Acer rubrum L. (1753)[1]
和名
アメリカハナノキ、アカカエデ、ベニカエデ、アメリカハナカエデ[1]

〓(亜米利加花木、学名: Acer rubrum)はムクロジ科[注 1]カエデ属落葉高木。カエデの仲間である。別名でベニカエデともいう。

特徴[編集]

日本の固有種であるハナノキの近縁で、北アメリカ東部を原産地とするカエデの仲間[2]。日本では本州、四国、九州に分布する[2]。和名は、アメリカ原産の樹木で、早春に冬枯れの中で、深紅の目立つ花をつけることに由来する[2]。雌雄異株で雄花はすぐに散り落ちてしまう[2]。雌花は受粉すると花柄は伸びて、果実の翼が次第に大きくなり、長い間赤い姿を観察することができる[2]。葉の形は、変異が多く一定ではない[2]。ハナノキに似ているがより幅広のものが多い[3]。葉の裏面は白っぽい[3]。秋には紅葉し黄色から橙色、赤色までさまざまに色づく[2]

日本では公園樹や街路樹に利用されている[2]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 最新の分類体系であるAPG体系ムクロジ科で、古い分類体系のクロンキスト体系新エングラー体系ではカエデ科に分類されていた[1]。カエデ科は、新しいAPG植物分類体系ではムクロジ科に含められている。

出典[編集]

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer rubrum L. アメリカハナノキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 亀田龍吉 2014, p. 10.
  3. ^ a b 亀田龍吉 2014, p. 11.

参考文献[編集]

  • 亀田龍吉『落ち葉の呼び名事典』世界文化社、2014年10月5日。ISBN 978-4-418-14424-2