利用者:有足魚/広く浅く

ウィキペディアへの貢献は広く浅く行われることが望ましいです。なぜなら、ウィキペディアのために、利用者の生活を圧迫してしまうことは避けなければならないからです。有能な人物にはつい頼りたくなってしまいますが、負担は善意の奉仕に見合う範囲に抑えなければなりません。ウィキペディアの利用者は皆ボランティアですから、どんなに貢献の大きい人であっても、それに応える方法がないことを常に心に留めておく必要があります。

記事の執筆に限ったとしても同じことが言えます。ウィキペディアにおいて、1人が100の貢献をしたとしても、100人が1の貢献をしたとしても、結果は同じです。ウィキペディア以外の百科事典は、執筆者の権威によって記事の信頼性を担保するかもしれませんが、ウィキペディアにおいては出典を明記することによってそれを行うため、執筆者は誰であっても、何人であっても構わないのです。時には、他人に任せることが最良の結果をもたらすこともあるでしょう。