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利用者:椰子

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大学では政治学、特に地方自治を専門にしているが、ウィキペディア上ではそれらの記事を編集するつもりはあまりない(研究は研究、趣味は趣味)。 趣味で公文書や研究・資料サイト等を漁っているので、情報ソースは公文書を中心に、研究サイト様で紹介されている最新の研究内容をウィキペディアに積極的に取り入れる(もちろんコピー転載などはしない)ことができればいいなと思っている。


関心分野[編集]

歴史[編集]

【日本古代史】大和王権の成立過程や邪馬台国との関係性など

(因みに自分は邪馬台国九州論者である。邪馬台国東遷説には賛同していない。近畿に誕生した大和王権がどのように邪馬台国勢力を吸収したかであるが、基本的に邪馬台国は魏に朝貢してその保護を受けなければ狗奴国の脅威を撥ね退けられない程に追い詰められていたのであり、魏晋の政治的混乱と遼東での動乱によって孤立した邪馬台国勢力が新たな保護先として東方で勢力を拡大しつつあった大和王権の庇護を求めたのではないかと考えている)

【日朝関係史】明治期、日露戦争までの混沌とした両国関係など

(この時期の日本の対朝鮮政策は後の併合という結果から誤解されることが多いが、基本的に朝鮮の自立支援と善隣関係の構築を目的にしている。『江華島事件以降朝鮮半島で傍若無人に振舞う日本』というイメージが前提にあると、実際の対朝鮮関連政策公文に触れた時、いろいろと驚くことになるかもしれない。欧米列強の圧力を受けながら朝鮮で発生する様々な問題を辛抱強く解決し、公使館が焼かれようと在留邦人が惨殺されようと健気に支援を継続するその姿は、何ともいえない渋みと凄みがある)


社会[編集]

【地方分権論】定住自立圏構想や道州制など

(専門分野なので語り始めればきりが無いが、政府推進自治体合併の反省も無いままに、政府主導で連合自治と分権改革を推し進めようとする現状については少なからぬ懸念を抱いている。要はバランスの問題なのだが、上からの地域連合促進は地域の実情を無視した歪で非効率的な連合体を形成する懸念があり、さりとて完全に地方に地域連合形成の全権を委ねてしまえば大阪府と大阪市のビジョンギャップに見られるように利権の対立と地域内不和を誘発したり、一部の過疎農村のように『旨みの少ない』自治体の『食い残し』が懸念されたりもする。要は公正で要点を押えたルールを政府が設定した上で自治体間の対話を促すことが必要なのだが、現状では政府も地方自治体も鼻息が荒すぎて長期的展望を御座なりにした近視眼的な議論ばかりが目立つように思う)

【過疎農業対策】小規模自治体の生き残り策や農政転換など

(小規模自治体における過疎対策や農業後継者の不足といった問題は、現状に甘んじれば未来が無い(所謂ジリ貧)というところまで追い詰められている。だからこそ、各自治体の首長たちが知恵を振り絞って継続可能な『地域づくり』条例を策定したり、集落営農に代表される農政の転換が推し進められてきたわけである。それらの事業に対する行政評価、或いは研究というものはこれから進められていくことになるだろうが、現場の現状を個人的に観察するに、根本的な問題は何も解決していない──もちろん延命という意味では効果があるが──ように思う。現在注目しているのは北海道から始まった自治体基本条例や議会基本条例策定の動きと、水田農業の衰退を何とかするためにはアフリカや欧米で米食を普及させることによって新規市場を開拓し、米余りの解消、農業需要の増大によって新規自作農層を創出するべきだとする理論=友人命名『お米食べろ政策(笑)』)