利用者:湯崩正海/倉庫/秘密のたからばこ

秘密のたからばこ完全版; 秘密のたからばこ
	表紙
編集者	佐藤和也
著者	佐藤和也
発行日	2023年5月30日
発行元	明窓出版
ジャンル	スピリチュアル書籍、予言書、恋愛小説
国	日本
言語	日本語
形態	単行本
ページ数	754
前作	秘密のたからばこ
公式サイト	秘密のたからばこ公式 - Twitter KAZUYA【秘密のたからばこ】の読者に語る - アメーバブログ秘密のたからばこ後援会 - YouTube
コード	ISBN 978-4-89634-460-8 ; ISBN 4-89634-460-X（ISBN-10）
	ウィキポータル文学
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「秘密のたからばこ」^[1]^[2]は、佐藤和也によって書かれ明窓出版から出版された日本のスピリチュアル書籍、予言書、恋愛小説。

日本でのオカルトブームは1973年に刊行された「ノストラダムスの大予言」がベストセラーとなったことに端を発している^[3]。その一部の言葉、「恐怖の大王」を「秘密のたからばこ」は借りており^[4]、「新興宗教ではないか」^[5]^[6]など、その内容が数々の批判を集めている^[7]^[8]^[9]^[10]^[5]^[11]^[12]^[13]^[14]が、誹謗中傷のためにカルト教団と一緒くたにしているとし、「新興のカルト宗教ではない」と否定している^[15]^[16]。理由は以下のとおりである。

「宗教」は権力や利権と利用し合い、教義を外れ聖戦と称し暴力行為を行う^[15]。
人集めが目的なら万人を遍く救うと言う。
本を読んで納得してから来いとは言わない。
試験なんてしない。
既に会員となっている者からの被害届が挙がっている。
会員を集めるために耳触りの良い言葉がある。
女子を集めて汚す行為が行われている。
女性を集めたいなら、むしろ女性ばかりフォローしてるアカウントは使わない。危機感を募らせるだけである。
広告塔やマーケティングの手法に長けた人がいる。
教祖のフォロワーを多く集めており、5000人以上である。
信者をATMとして利用されている^[16]。

これらが「同書にはなく、そもそも佐藤も『読者』も宗教には興味がない。」と主張している。ここで言う、「読者」とは、口先だけでは認められず、同書を読み、佐藤の公式アメーバブログを読み、YouTubeのラジオも視聴し、佐藤および同書を支持する者のことを指すという^[17]。

2010年に初版が刊行され、時期尚早であると判断され記載されていなかった8700文字が加筆され、1000箇所以上に及ぶ修正が行われたとし、刊行から2000年の間ベストセラーになる書籍であると謳って（言い切って）いる（表紙画像）。

内容[編集]

設定[編集]

佐藤は地球に襲い掛かる災難から回避するために、神によって派遣された救世主であるとしている。として「鬼三郎」と名乗り、創造神を父に持ち、イエス・キリスト、釈迦、ムハンマド・イブン＝アブドゥッラーフを前世に持つ母親の息子であり^[18]、自身もチンギス・カンなどを前世に持つとしている^[4]。

佐藤は「恐怖の大王」の正体を公表したと語っており、その正体とは「ピンポン玉サイズしかないブラックホールかつ彗星」であり、その「ブラックホール彗星の子分」が、「地球と同サイズの普通の彗星」であり、これが「地球を真っ二つにする」とし、その後に「ブラックホール彗星が掃除機のように地球の残骸を吸い込む」としている。さらに、「NASAは800m以下の小惑星は察知出来ないからブラックホール彗星は発見されない」とも主張している。これに対し、「地球がブラックホール彗星に吸い込まれる前に公転や自転が滅茶苦茶になる」はずだとした^[7]。しかし、佐藤本人も天文学素人だとしている^[4]。

地球の消滅により、地球上の霊魂をサタンによって奴隷化されると主張し、神が「可哀想」だからと霊魂を消してしまうので、「また生まれ変われるように」と多くの者の協力を仰いでいる^[4]。