利用者:狄の用務員/友達がやってるカフェ
友達がやってるカフェ | |
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店舗概要 | |
所在地 | 東京都渋谷区神宮前6-6-2 原宿ベルピア3F |
友達がやってるカフェ(ともだちがやってるカフェ)は、東京都渋谷区原宿にあるカフェ。店員が自分の“友達”であることをコンセプトとしており、。
夕方からは友達がやってるバーとして営業している。
概要[編集]
同店を手がけるのは広告制作会社「kakeru」。
同社の明円卓代表は半年ほど前、社員に「友達がやっているカフェに行ってもいいか」と提案された際、「特別感があってうらやましい」と思い、疑似体験ができる店をつくろうと思い立ったという[1]。
メニュー[編集]
自然とメニューが読み上げるだけで会話が成立する「セリフ式のメニュー」を採用した。
- 大変そうだから、すぐ出せるので大丈夫だよ(ドリップコーヒー)
- 店員さんの間で一番人気なのってどれ?(クリームソーダ)
- あの田中が、いっつも飲んでたのってなんだっけ?(リンゴジュース)
- これってさ、夏にみんなで飲んだやつ?(トロピカルクローバークラブ)
- (咳払いして発音良く)ゴホン…“Brownie”ちょうだい(ブラウニー)
- サッと出てくるおつまみ、何かある?(オリーブ)
ロールプレイ[編集]
店員[編集]
従業員は演技経験がある人、エンタメ業界で活動している人に限定。研修やマニュアルは用意せず、「友達のバイト先に行ったときにどうなるか」をシミュレーションし、ロールプレイングを重ねている。従業員は毎日営業後に「こういう時はどういう返答をすればいいのか」など互いにフィードバックをして、接客をアップデート。同じ接客は一度もないという[2]。
接客するのは全員、役者やモデル、ダンサーといった表現力で勝負できる、エンタメ業界で活躍するスタッフたち。スタッフの一人である、女優、モデルとしても活動している橋口果林さんに、どうしてこんなにハードルの高いアルバイトを選んだのか聞いてみた[3]。
反響[編集]
「友達がやってるカフェ」は2023年4月、原宿にオープンしたカフェのこと。TikTokを中心に話題が広がり、上半期のトレンドを称える各賞に選ばれるほど短期間でブームを巻き起こした。2023年6月にノミネートが発表された『TikTok上半期トレンド大賞2023』の「グルメ部門」に選ばれ、10代~20代女性向けトレンドメディア『Trepo』が選ぶ『2023年上半期Z世代トレンドランキング』でも「コト・モノ」部門で1位に選ばれている[4]。
所在地[編集]
- 渋谷区神宮前6-6-2 原宿ベルピア3F
脚注・出典[編集]
- ^ “原宿に「ため口」接客の飲食店、売りは「友達のバイト先のような体験」…店員は役者で演技も練習”. 読売新聞社. 2023年12月13日閲覧。
- ^ “「え、久しぶりじゃん」 店員がタメ口の「友達カフェ」が、どんどん新しい客を呼び込めるワケ”. アイティメディア株式会社. 2023年12月14日閲覧。
- ^ “日本のお客様文化へのアンチテーゼ?友達のバイト先感覚で楽しめる「友達がやってるカフェ/バー」の不思議体験”. @DIME/小学館. 2023年12月14日閲覧。
- ^ “他人からタメ口で接客されるのは「逆に気軽」? 『友達がやってるカフェ』がZ世代に受け入れられた理由とは”. yahoo. 2023年12月14日閲覧。