コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:菅山さとる/sandbox

4代に渡る音楽一家モギレフスキー家に生まれる。曽祖父のアレクサンドル・モ

ギレフスキーはスクリャービンやラフマニノフと親交があった著名な ヴァイオ

リニストで、東京音楽学校(現:東京藝術大学)で教鞭をとり日本のヴァイオリ

ン教育に多大な貢献をした。父のエフゲニー・モギレフスキー は1964年エリザ

ベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門で優勝。弟のアレキサンドル・モギレ

フスキーは、第1回若い音楽家のためのチャイコフ スキー国際コンクール優

勝、アルゲリッチ音楽祭などで活躍する。

マキシム・モギレフスキーは、ウラディーミル・アシュケナージの師として名高

いアナイダ・スンバティアンの最後の弟子となり、13歳の時にドミト リー・キ

タエンコ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でデビューを飾

る。その後モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事。1990年 にチャイコフス

キー奨学金を受賞し、ジュリアード音楽院にてベラ・ダヴィドヴィチに師事。イ

ンディアナ大学サウスベンド校でアレクサンドル・ト ラーゼに師事。修士号取得。

主なコンクール受賞歴に、日本国際音楽コンクール、UNISA国際ピアノコンクー

ル、ポルトガル・ポルト市国際音楽コンクールなどがある。

世界中の主要オーケストラとソリストとして共演し、またたくさんの芸術プロ

ジェクトを引き受けている。

主なオーケストラとの共演には、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサン

ジェルス・フィルハーモニック、シアトル交響楽団、フランス国立管弦楽 団、

ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、サン

クトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、また、小澤征爾、 ジェラー

ド・シュワルツ、ヴァレリー・ゲルギエフらの著名指揮者と共演している。

カーネギー・ホール、クラビス・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アー

ツ、セゲルストロム芸術センター、ダンバートン・オークスといった著 名なコ

ンサートホール、またエディンバラ国際フェスティバル、ラヴィニア音楽祭、ス

ポレート音楽祭など、5大陸でリサイタルを行ってきた。

1996-2001年まで、オバーリン音楽院の客員准教授として、2009年の秋までイー

ストマン音楽学校の客員准教授として、また直近ではボス トン大学の客員教員

として指導にあたっている。

2011年、ヴァイオリニストのミッシャ・ケイリン、チェリストのセルゲイ・アン

タノフと「エルミタージュ・ピアノトリオ」を立ち上げた。同年、 ピアニスト

のヴァレリー・クレショフと、「クレショフ・モギレフスキー・ピアノデュオ」

を立ち上げた。

マーキーレコーズから、ウラディーミル・ランデ、サンクトペテルブルク・フィ

ルハーモニー交響楽団と、チャイコフスキーピアノ協奏曲第3番をリ リース。ま

た、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮で、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽

団、およびマリインスキー劇場管弦楽団とストラヴィンスキー の「結婚」に参

加した録音は、2011年に国際クラシック音楽賞を受賞した。

近年では、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団との南アメリカへ

の1ヶ月ツアーを実施し、またロシア・ナショナル管弦楽団フェスティ バルの主

演ピアニストとしてマリインスキー・バレエの4人のバレリーナと、チャイコフ

スキーの「四季」のコラボレーションを実現した。