利用者:赤井彗星/執筆中/百科事典の歴史/

本項目では百科事典の歴史について記す。

概要[編集]

歴史[編集]

西洋の百科事典[編集]

古代から中世における百科事典の代表的なものとしては大プリニウス79年に刊行した『博物誌』が挙げられる。『博物誌』は地理歴史的出来事、自然などの分野に関する知識を収集・編纂したもので、後世の研究者や小説家などに多大な影響を与えたことで知られる。中世に入ると、イシドルスの『語源論』やカッシオドルスの『年代記』などの特定の分野に集中して編纂されたものも見られる。12世紀フーゴーによって編纂された『Didascalicon』は、様々な学術分野の知識を体系的に分類し、編纂がなされた書籍であり、西洋における本格的な百科事典の基礎を作ったものとして知られる。ルネッサンス以降に入ると様々な新しい発見が相次ぎ、人類の持つ知識量は膨大なまでに膨れ上がり、知識体系の再整理の必要性に迫られるようになった。また、西洋各国においてラテン語からの脱却を図り、語学的な形成期であったことから百科事典は国語辞典としての性格も持つようになった。この頃の代表的な百科事典としてはビーベスの『De disciplinis』やエティエンヌの『Dictionarium historicum』などが挙げられる。18世紀に入るとドイツヒューブナーにより『百科事典的用語辞典』が刊行され、一般庶民に対して一般教養を提供する事を目的として編纂された初の百科事典となった。この流れは現代の『ブロックハウス百科事典』へと受け継がれている。19世紀に入ると各国において国を挙げて百科事典を編纂する動きが始まっている。代表的なものとしてはイギリスの『ブリタニカ百科事典』、ドイツの『ブロックハウス百科事典』、『マイヤー百科事典』、フランスの『ラルース百科事典』などが挙げられる。20世紀以降、知識の多様化はさらに加速し、百科事典も時代に合わせて変化するようになり、紙媒体だけでなく、電子媒体やインターネットを使用した百科事典なども登場している。

中国の百科事典[編集]

類書

イスラムの百科事典[編集]

日本の百科事典[編集]