利用者:郊外生活/Essay/カテゴリのウォッチのすすめ
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カテゴリをウォッチリストに加えることで、カテゴリページそのものの編集の状況把握に限らず、記事の編集や管理系活動がより便利になることもあるかと思います。
カテゴリをウォッチすると、ウォッチしたカテゴリにページが追加されたり除去されたりしたときにウォッチリストでも表示されるようになります(ただし「絞り込み」で「カテゴリ変更」を追加していることが条件)。これを利用して、新規作成ページの抽出や問題編集の検出などに活用できるかと思います。
記事の編集関係
[編集]関心のある分野に関するカテゴリをウォッチすることで、その分野の新規作成ページをある程度把握することができます。
例えば、Category:日本の地理学者をウォッチリストに追加したとします。日本の地理学者に関する記事が作成されれば(理想的には)このカテゴリが追加されるので、追加されたときにウォッチリストに表示されるようになります。以下が表示例です(例はあくまで架空のものです)。
- (差分 | 履歴) Category:日本の地理学者 ; 12:34:56 . . 郊外生活 (会話 | 投稿記録) (地理太郎をカテゴリに追加)
ただし、記事が作成されても誰かが(立項者なり他の人なりが)カテゴリに追加しないとウォッチリストには表示されないので、万能ではないことには要注意です。特別:新しいページなどの確認も必要だろうとは思いますが、見落としを減らすなど意味はあるだろうと思います。
あるいは、分野ごとのスタブカテゴリ(Category:地理用語関連のスタブ項目など)をウォッチするのも手だろうとは思います。
他にも、各種提案関係のカテゴリをウォッチしておくことで提案・議論に気づくこともあるかと思います。代表的なものを以下で紹介したいと思います。
管理系活動関係
[編集]管理系活動でも、この方法は利用できるかと思います。
例えば、Category:削除依頼中のページをウォッチリストに追加したとします。このとき、利用者が{{sakujo}}を追加したり除去したりするとウォッチリストに表示されるようになります。誰かが新たに削除依頼を出したり、管理者・削除者が削除依頼を存続または版指定削除で終了させたりしたときに状況を把握しやすくなるのではないかと思います(ただし、全削除の場合は表示されないので特別:ログ/deleteを要確認)。
あと、削除依頼審議中の削除依頼タグ除去も把握しやすくなるのではないでしょうか。ウォッチリストに以下の画面が表示されていたら、おそらく不審に思うでしょう。
- (差分 | 履歴) Category:削除依頼中のページ ; 12:34:56 . . 郊外生活 (会話 | 投稿記録) (地理太郎をカテゴリから除外)
郊外生活は管理者・削除者ではないので、通常なら{{sakujo}}除去を行うことはありません。管理者・削除者以外の利用者による{{sakujo}}除去が行われている場合、削除依頼審議中の削除依頼タグ除去の可能性が高いので、当該ページを確認したうえで差し戻すことになるかと思います(ただし、{{sakujo}}付与後長時間削除依頼サブページが作成されない場合、管理者・削除者によるタグ除去忘れフォローの場合など、一般利用者がタグを除去しても許容される状況もなくはないので要注意)。
個人的に、一般利用者による管理系活動のうえでウォッチしておくと良さそうなカテゴリを以下でいくつか紹介します。
- 削除関係
- 保護関係
- ブロック関係
また、ウォッチ中のカテゴリの追加・除去から各種問題投稿に気づくこともできるかと思います。
例えば、Category:編集半保護中のページをウォッチした場合、LTAによる白紙化荒らしで半保護されたページで半保護突破白紙化荒らしが行われたときには、Category:編集半保護中のページから除外されるのでウォッチリストに表示されます。半保護ページからのコピペ荒らし(新規記事作成)でも同様かと思います。仮に荒らされたページそのものをウォッチしていなかったとしても、LTA頻出分野である、あるいはLTA特有の利用者名であるなどで荒らしに気づけることもあるかと思います。
他にも、{{即時削除}}の乱用も検出できるでしょう。また、WP:BLP抵触問題投稿の検出という観点からであればCategory:日本の犯罪者などネガティブなトピックのカテゴリをウォッチするのも手かとは思います。