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利用者:開集合/sandbox

チェコ上院議長の台湾訪問(チェコじょういんぎちょうのたいわんほうもん)は、2020年8月30日から9月4日ミロシュ・ビストルチルチェコ上院議長英語版率いる90人の訪問団が、中華民国(台湾)を訪問したことについて述べる。訪問中の9月1日ミロシュ・ビストルチルチェコ共和国上院議長英語版が台湾の立法院で演説して、共産主義と強圧的な政権に反対し、台湾の人々を支持すると演説し、最後は「わたしは台湾人だ」と中国語で締めくくり[1][2]民主主義国の団結、台湾との連帯を強く訴えた[3]

概説[編集]

北京空港に到着直後、大統領専用機から降りて周恩来総理と握手するニクソン大統領。この模様はテレビで全世界に同時中継された。
勲章が授与されるミロシュ・ビストルチル上院議長


台湾を訪問中のチェコ共和国のミロシュ・ビストルチル(Milos Vystrcil)上院議長は9月1日、立法院(=国会)を訪れ「民主国家が一致団結し、共通の価値を守る」と題する講演を行った。立法院の議場で外国の議長が講演を行うのは45年ぶりのことで、非国交樹立国の議長としてはビストルチル上院議長が初めて。立法院の游錫堃院長(=国会議長)は祝辞でビストルチル上院議長を歓迎すると共に、記念の特製ギャベル(木槌)と立法院国会外交栄誉奨章一等奨章の記念章を授与した。ビストルチル上院議長は演説で、米大統領のジョン・F・ケネディ氏が西ベルリンで「私はベルリン市民だ」と述べたことにならい、中国語で「我是台湾人(=私は台湾人だ)」と述べ、台湾の人々を支持する姿勢を改めて示した。ビストルチル上院議長の講演に対し、与野党の立法委員(=国会議員)は惜しみない拍手を送った。

国際世論と政府の動き[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ チェコ上院議長、立法院での講演で「私は台湾人」”. Taiwan Today (2020年9月2日). 2021年8月8日閲覧。
  2. ^ “チェコ議長、台湾の立法院で演説 民主主義防衛へ共闘”. 時事通信. (2020年9月1日). オリジナルの2021年6月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210617122459/https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090100460 
  3. ^ 杉山祐之 (2021年7月27日). “チェコ、台湾にワクチン3万回分提供へ…日米などに続き5か国目”. 読売新聞. オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210727115638/https://www.yomiuri.co.jp/world/20210727-OYT1T50386/