利用者:青子守歌/1分で分かるMediaWikiの歴史

zakzakの記事が誤解を与えそうなので作ってみた。情報は2012年2月現在のもの。青子守歌による恣意的かつ不完全な情報です。ちゃんとしたのは#参考にある資料を参照。

  1. ウォード・カニンガムによって、WikiBaseが作られ、ウィキシステムが創始される。
  2. WikiBaseから派生したUseModWikiを使って、ジミー・ウェールズウィキペディアを立ち上げる。
  3. Clifford AdamsによってUseModWikiがウィキペディア向きに改良される。この頃のウィキペディアの様子はnostalgia.wikipedia.orgに保存されている。
  4. Magnus Manskeによってウィキペディア向けウィキシステムが開発される。これが後に、Phase IIあるいはWikipedia sotfwareやthe PHP scriptと呼ばれる。
  5. Lee Daniel Crockerがthe PHP scriptを全面的に書きなおす。これがPhase IIIと呼ばれるもので、現在のMediaWikiの直接の祖先。
  6. Brion Vibber指揮の下、Phase IIIの開発が進む
  7. ジミー・ウェールズがウィキメディア財団を立ち上げる。この「ウィキメディア」をもじって、Daniel Mayerが、これまで「Wikipedia software」と呼ばれ開発されてきたこのソフトウェアを「MediaWiki」と命名する。この時には「洒落になっててすげーかっけー」となったこの名前が、後の世代で名称の大混乱を引き起こすことになるとは、この時は誰も予想していなかったのであった・・・。
  8. 色々な改良が加えられて現在に至る。

というわけで、今のウィキペディアの「ウィキ」(つまり今のMediaWiki)はたくさんの開発者たちによって作られたものでした。それでもあえて一人を選ぶのだとしても、ウォード・カニンガムよりはLee Daniel Crockerの方が適切ですね。

参考[編集]