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サジェスト汚染のページ案
検索エンジンスパムに飛ばすかは要議論
サジェスト汚染(さじぇすとおせん)とは、検索エンジンの検索サジェストに不穏なワードが表示されるように工作することである。
概要
[編集]本来、営利対策で検索結果の上位に出すようにキーワードを色々仕込んだりする。これを検索エンジン最適化という。
2010年代前後からはGoogleを中心に検索候補を提供する機能(サジェスト機能)が搭載されるようになった。
サジェストに不穏なワード(例えば「白米 食中毒」など)が表示されることは団体・個人にとって不利益なことであり、SEO対策の重要性が増すことになった。
しかし、この検索エンジン最適化を逆手に取り、不穏なワードが上位に来るようにするのがサジェスト汚染である。
これらは検索エンジンスパム(SEO攻撃)の一種である。[1]
サジェスト汚染の手段
[編集]ワードサラダ
[編集]検索エンジンスパムとほぼ同じやり方で行われており、例えば「マグロ」と「寄生虫」をサジェストのリストに載せようとするならば、
「マグロには無数もの寄生虫が居る」と書くより「マグロ 寄生虫」と書いたほうが、検索エンジンのbotが「マグロ」と「寄生虫」の距離が近いため、相関関係が高くなりキーワード候補として検索エンジンに認知されやすいとされている。
この手法には文章を作成する為の専用のツールも存在し、専用の掲示板などを使う事で行われている。
しかし、この手法に対抗するための仕様変更がGoogleで行われており、以前より効力は減っていると言われている。
ニュース改変
[編集]上記のワードサラダが仕様変更により効力を失ったため、それに対抗して使われている手段。
一般的に新聞社等のニュースサイトから仕入れた文章を改変する事で行われる。
この技法では、改変元のURLを貼り更に汚染力を高めた手段となっている。
この技法を対策しようとするならば、一般のニュースサイトに影響が出る為、対策が難しいとされている。
関連項目
[編集]- ^ ちなみに逆SEO対策というのもあるが、これは一般的には検索エンジンのランキングを落とす対策のことを指すため、関係はない。