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利用者:AT1167/sandbox


中川 智春(なかがわ ちはる、(旧姓 中村) 1986年4月8日 - )は、日本陸上競技選手。専門は1500m5000m滋賀県出身。藤枝東高等学校明治大学文学部卒業後、現在はトーエネックに所属。兄はスズキ浜松ACに所属し、3000mSCなどで活躍した中川智博。

経歴

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大学まで

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  • 中学・高校時代より都道府県対抗駅伝の代表(滋賀県・静岡県)に選ばれ、明治大学でも箱根駅伝6区に2度出走するなど常に全国レベルの大会に出場していたが、同世代には東海大学・佐藤悠基、早稲田大学・竹澤健介など後にオリンピックに出場するような有力ランナーが多く、また明治大学陸上部の3学年下には後に10000m・5000m日本歴代2位の記録を樹立する鎧坂哲哉がいるなど周囲のレベルの高さから、目立った存在ではなかった。

実業団

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  • 卒業後は日産自動車への入社が決まっていたが、リーマンショックの影響で加入予定だった陸上競技部が休部となり、トーエネックに入社。実業団選手としての活動を開始する。
  • 入社後も1500m・5000mを中心に自己ベストを更新し続け、ニューイヤー駅伝に出場するなど主力選手として活躍を続けていたものの、同世代の選手と比較すると隠れた存在であったが、2015年、くろしお通信・四国電力大島健太大森輝和渡辺和也らを育てた松浦忠明が監督に就任したのを転機に頭角をあらわし、29歳で日本選手権に5000mで初出場を果たすと勢いそのままに8位入賞を果たし、自己ベストを一気に13分37秒90まで伸ばした。
  • 以降も29歳で日本選手権初出場を果たした遅咲きながら、2015、2016、2017、2018年と1500m・5000mで日本選手権にて4年連続入賞を果たし、多くの長距離選手が引退していく30代としては異例に、1500m-5000mで自己記録を更新し続けている。

主な戦績

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年次 大会 所属 種目 順位 記録 備考
2002 中3 第7回全国都道府県対抗駅伝 滋賀・長浜西中 6区3km 8位 8分56秒
2004 高2 第9回全国都道府県対抗駅伝 静岡・藤枝東高 4区5km 15位 14分47秒
2005 高3 第10回全国都道府県対抗駅伝 静岡・藤枝東高 4区5km 10位 14分40秒
2007 大2 第83回 箱根駅伝 明治大学 6区 11位 61分05秒
2009 大4 第85回 箱根駅伝 明治大学 6区 4位 59分36秒
2012 社4 全日本実業団選手権 トーエネック 1500m 3位
2015 社7 日本選手権 トーエネック 5000m 8位
2016 社8 日本選手権 トーエネック 1500m 7位
2017 社9 日本選手権 トーエネック 1500m 8位
2018 社10 ゴールデングランプリ大阪 トーエネック 3000m 3位 7分55秒44 PB:日本歴代29位
2018 社10 日本選手権 トーエネック 5000m 6位

その他:2011、2013-2018年ニューイヤー駅伝出場

年次ベスト

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年度 年齢 1500m 3000m 5000m 10000m
2012 26 3分49秒98 14分10秒65
2013 27 3分50秒45 14分01秒98 30分06秒55
2014 28 3分48秒40 13分56秒73 30分18秒67
2015 29 3分46秒84 13分37秒90 ※PB 28分19秒46 ※PB
2016 30 3分45秒39 8分21秒12 13分52秒22 28分39秒40
2017 31 3分45秒49 7分56秒05 13分38秒92 28分21秒19
2018 32 3分45秒08 ※PB 7分55秒44 ※PB 13分45秒15 28分50秒14

外部リンク

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