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高松 聡[編集]

高松 聡(たかまつ さとし、男性、1963年5月5日 - )は、日本のクリエイティブディレクター、コピーライター、CMプランナー、起業家。元GROUND代表、SPACE TRAVEL,SPACE FILMS代表。

経歴[編集]

1963年栃木県生まれ。筑波大学(基礎工学類)卒。宇宙飛行士を志すが、応募条件(裸眼視力)を満たすことができず断念。1986年に株式会社電通に入社。 電通入社後、営業局で主に富士ゼロックスを担当。オリンピックTOPスポンサー契約、FIFAワールドカップ・ワールドスポンサー契約や、CMへの出演を原則許していなかったセサミストリート、ETの出演契約を取りまとめるなど活躍した。ドラえもんを大人向けのブランドで始めて使用する契約もとりまとめ、その後の大人向けのドラえもん使用の先鞭をつけた。営業局在籍中もコピーラーターとして広告賞を受賞。営業局最後の2001年には世界初の宇宙ロケCMをCMプランナーとして企画制作した(大塚製薬ポカリスエット)。これは、宇宙開発事業団が募集した「国際宇宙ステーションの民間利用パイロットプロジェクト」に個人の名前で応募したことがきっかけであった。この仕事でTCC新人賞を受賞。2002年にはFIFA ワールドカップ・パブリックビューイング・イン・東京を企画、自ら実行委員長を務めた。国立競技場で日本代表戦をスクリーン観戦するこのイベントは、世界初のFIFA公認の有料パブリックビューイングであった。尚パブリックビューイングという言葉はこのとき始めて使われ(要検証)今日では世界中で一般化しているが、スクリーン中継を大規模観戦するという試みは当時世界初であった。この仕事でカンヌ広告賞金賞を受賞した。2002年にクリエイティブ局へ異動。スカパー!、明治ミルクチョコレートのCMなどで注目された。検索サイトgooのキャンペーンでは年間検索回数ランキング1000位までの言葉をトレーナーにプリントし、これを着た1000人のアルバイトに渋谷中を歩かせて、検索順位発表を渋谷の街全体で行った。またテレビCMの放映より都内の到達率がより高くなる代案として、東京中の駅構内のポスターのほとんどをgooで占有するというメディアプランを実施。ポスターのメディア効果の概念を変えるきっかけとなり、人メディア、街メディアの流行を牽引した。gooの仕事は多くの国際広告賞でグランプリを受賞し、マス4媒体ありきの広告モデルから、ネットを含むそれ以外のメディアを統合的、中立的に扱うクロスメディア、メディアニュートラルという潮流の先駆となった。またミッションを明快に示しそのミッションを解決することがキャンペーンの目標であるとするミッション達成主義など、その後の広告界に与えた影響は大きい。9.11後に企画した日清カップヌードル「NO BORDER」では地球の平和をメッセージとして2年間展開。最終回では再び宇宙ロケを成功させている。2005年、電通を退社してクリエーティブエージェンシーGROUNDを設立。日清カップヌードル「FREEDOM」では23世紀の月を舞台に大友克洋原画によるアニメーションシリーズを企画した。FREEDOMはセルDVDシリーズとCM、小説、WEBコンテンツが平行して進行。インテグレーテッド・キャンペーンのパイオニアとして国際的に高く評価されグランプリや金賞を多数受賞した。2009年から2010年にはユニクロでヒートテック、UT、UJのクリエーティブディレクターを担当した。2011年にはauの「android au」シリーズで嵐出演のCMを1日で60種類放送。3つのギネス記録を作った。またauのデザインプロジェクトとしてiidaブランドのクリエーティブ・ディレクターを務めた。2012年にはAKB48グループ全メンバーが同時にgoogle+を始めるAKB48 on google+を企画した。国際広告賞の審査員を多数歴任し、読売広告賞の審査員でもある。2014年、"広告クリエイター"としての引退を自身のfacebook、google+にて発表した。

主な仕事[編集]

など。

宇宙プロジェクト[編集]

大塚製薬ポカリスエット「宇宙CM」で、世界初となる宇宙ステーションでのCM撮影を敢行。この撮影を始め、国際宇宙ステーションにて3つの宇宙プロジェクトを成功させる。これらはJAXANASAあるいはロシア宇宙庁の協力を得て、各国の宇宙飛行士の尽力により実現したものである。

  • 2001年、ポカリスエットの宇宙CMをHDで撮影。
  • 2005年、日清カップヌードルのNO BORDERシリーズ最終回を撮影。
  • 2008年、オリンパス宇宙プロジェクトを実施。若田宇宙飛行士が日本の「きぼう」モジュールから地球の写真を撮影。後日、写真展を開催。

主な受賞歴[編集]

  • カンヌ広告祭 金賞(メディアライオン)
  • クリオ賞 グランプリ
  • アドフェスト グランプリ
  • NY ADC賞 ハイブリッド部門 金賞

外部リンク[編集]