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利用者:Akiyama(tentative)/ダハラ・カグラバリ

座標: 北緯26度08分59秒 東経88度45分43秒 / 北緯26.14973888度 東経88.76195555度 / 26.14973888; 88.76195555

世界で唯一の3重の飛地、ダハラ・カグラバリ。

ダハラ・カグラバリ: Dahala Khagrabari)、或いはダハラ・カグラバリ51番地西ベンガル州クーチ・ビハール県に属しているインド領の飛地である。このダハラ・カグラバリは、バングラディシュ内にあるインド領内にあるバングラディシュ領内にあるインド領である。 インド・バングラデシュ国境の飛地群には106のバングラディシュ内のインド領と92のインド内にあるバングラディシュ領があり、7000平方メートルのこの飛地はその中で最も小さいというわけではない。しかし3重の飛地となっている世界で唯一の地域である。

概要

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ダハラ・カグラバリ51番地はバングラデシュの村ウパンチョウキ・バジニ110番地(Upanchowki Bhajni)に完全に取り囲まれている。そしてウパンチョウキ・バジニ110番地自体はインドの村バラパラ・カグラバリ(Balapara Khagrabari)に囲まれている。バラパラ・カグラバリはバングラディシュのロンプール管区デビゴンジュ内に位置している。したがってダハラ・カグラバは飛地の中の飛地の中の飛地ということになる。飛地といっても実際には猫の額ほどの農地であり誰も住んでおらず、1重目のインド領とは数メートルのバングラディシュによって隔たれているにすぎない。

この飛地の所有者はダハラ・カグラバリ51番地を取り囲むバングラディシュの飛地に住むバングラデシュの農夫である[1]

ダハラ・カグラバリが小さいとは言ってもインド・バングラデシュ国境の飛地群で最小の飛地というわけではない。もっとも小さい飛地はバングラディシュ、ロンプール管区内にあるインド領、1090平方メートルのバニサラ79番地(Panisala)である[2]

これら飛地群の統治の煩雑さと住人の直面する好ましからざる状況から2011年9月インド、バングラディシュ両政府は162の飛地を交換することによってこの問題を解決する意思がある旨を発表した。その際の住人には国籍の選択ができる[3][4]。インドは国境画定協定に合意し、2015年5月6日にこの飛地はバングラディシュに譲渡された。

関連項目

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参考文献

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