ナショナル・スチール[編集]

ナショナル・スチール (National Steel Corp.)

かつて存在したアメリカ合衆国の鉄鋼メーカー。1929年ベイルトン・スチール(Bailton Steel)，グレート・レイクス・スチール (Great Lakes Steel)，ハンナ・アイアン・ウォーレが合併して設立。1931年ミシガン・スチール (michigan steel)を買収，1950年代も関連企業を買収して発展。1960年代はアルミニウム関連企業を買収してアルミ分野に進出，その後も吸収合併などによって総合金属製品メーカーとなった。1983年ナショナル・インターグループの所有となる。自動車メーカーや金属建造物，コンテナ市場向けの薄板炭素鋼を主力に，鋼管メーカーや独立系鉄鋼流通業者向けの熱延・冷延鋼なども製造した。2002年に連邦破産法 11条の適用を申請し，2003年 U.S.スチールに買収された。