利用者:Atarasi/砂場
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このページ名「利用者:Atarasi/砂場」は暫定的なものです。(2012年7月) |
大津市男子生徒自殺事件(おおつしだんしせいとじさつじけん)は、2011年10月11日に市立中学に通う男子生徒が同級生から受けたいじめを苦に自宅マンションから飛び降り自殺した事件である。被害者生徒の両親が警察に複数回被害届を出したにも関わらず受理されなかったり、いじめの内容が陰湿さを極めたりしたことなどから、大きな社会問題となっている。
経緯
[編集]大津市内の中学校に通う中学2年の男子生徒が、2011年10月11日の朝、14階建ての自宅マンションの敷地内で死亡しているのが発見され、その後マンションから飛び降り自殺したことが判明した。
2011年10月中旬、学校が生徒に対して行ったアンケートを行い、「自殺の練習をさせられていた」、「死んだスズメや蜂を口に入れることを強要される」、「ヘッドロックをかけられる」、「トイレに連れ込まれ暴行される」、「万引きを強要される」など目を疑うようないじめが日常茶飯事に行われていたことが分かっている[1][2]。
2012年2月、生徒の両親は自殺はいじめが原因として、大津市、加害生徒3名とその保護者を相手取り総額7720万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴した。5月には第一回口頭弁論が行われ、市側は争う姿勢を見せた。7月に入ってからは学校が行ったアンケートの結果や、警察の不手際(後述)など次々明るみになり社会問題化した。
被害生徒の両親は大津警察署に被害届を3度に渡り提出したが、いずれも拒否された。大津警察署はこれについての取材に対し「一切答えられない」としている。
7月17日には第二回口頭弁論が行われる。
脚注
[編集]- ^ 自殺前に「自殺の練習を強要」 大津・生徒15人が回答 - 朝日新聞 2012年7月4日
- ^ 全校調査で暴力「あった」150件 大津中2自殺 - 朝日新聞 2012年7月7日