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利用者:BEN WATASON

藤本尚子(ふじもとひさこ)[編集]

藤本尚子(本名・藤本久子)1948年12月7日大阪生。幼少期に三重県名張市に移転。現在多治見市在住であるが、名張市出身の作家・批評家・作詞家とされている。1971年に、現在の大阪大学外国語学部の前身である大阪外国語大学外国語学部ドイツ語学科を卒業。在学中よりフリーランス翻訳に従事。1982年文芸誌「海燕」に「せいたか泡立草」を発表後、「貌」「象」「YOYO」「VAV」などに小説、評論を発表しつつ、新聞に辛口のコラムなどを執筆。1997年に小説「マングース族の決闘」(AYUCHIいずみ書房)を出版。シンガポールの星日報、マレーシアの南国新聞に小説連載。2000年以降、作詞活動を始め、2009年には日本作詩家協会に正規会員登録。学術研究の対象も多様で、ブレヒト、老子などの文学以外に、地域通貨・金融論関係の論文もあり、経営学の修士学位をもつ。

作風は「潮見の詩」「陶匠三代」「NOBUNAGA」に見られるように、七五調で書かれたやや難解な作品が主流であるが、ジャンルは童謡調のものから演歌、ロックまで多岐にわたっており、オペラのアリアを訳したものもある。