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利用者:Campanella2010/ダイヤのAのエピソード一覧

書誌情報

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第1部『ダイヤのA』講談社コミックス

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#タイトル発売日表紙ISBN
1ダイヤのA 1 2006年9月15日沢村栄純ISBN 978-4-06-363728-1
長野県赤城中学の野球好きの少年・沢村栄純は、統合により廃校が決まった母校の名前を残すために同級生たちとともに中学制覇を目指す。だが、最終回2死満塁で沢村の暴投により1回戦敗退が決まる。対戦相手から仲間を侮辱された沢村は闘魂注入と称したビンタを行い、その噂がたちまち広がり高校の推薦の話がなくなって進学先が宙に浮く。しかし、たまたまその試合を見に来ていた西東京地区の野球名門校・私立青道高校のスカウト・高島礼は沢村の持つ素質を見抜き、彼をスポーツ推薦枠で招き入れたいと申し出る。渋々ながら青道野球部の見学に訪れた沢村は、3年生で同年のドラフト候補の怪物スラッガー・東清国が1年生の投手・川上憲史を罵倒しやる気がないなら田舎に帰れと怒鳴っているところを見て、仲間に暴言を吐くのは許せないと突っかかり、1打席勝負することになる。それを見ていた1年生ながら正捕手の天才・御幸一也は、面白そうだからと沢村とバッテリーを組み、沢村のムービングファストボール(クセ球)を見抜いた頭脳的なリードで東を三振に打ち取る。沢村は地元の仲間と別れ、青道高校への進学を決め上京する。仲間から別れ際に本当は一緒に野球を続けたかったと本音を言われた沢村は、涙ながらに仲間を代表して甲子園へ出場することを決意する。3年生の増子透、2年生の倉持洋一と寮で同室になった沢村は夜遅くまでゲームに付き合わされ、練習初日から寝坊してしまう。監督の片岡鉄心が遅刻には人一倍厳しい人物のため、同じく遅刻した御幸からバレないように挨拶している選手たちの後ろの列に忍び込むようそそのかされるが、御幸に裏切られ生け贄にされてしまう。激怒した片岡監督は沢村に遠投で90メートルのフェンスに届かなければ投手を諦めるという条件でテストを課す。
2ダイヤのA 2 2006年10月17日沢村栄純、御幸一也ISBN 978-4-06-363739-7
クセ球しか投げられない沢村は遠投でもボールが曲がってしまい、投手は諦めろと宣告される。春の都大会で試合へ行ったチームの裏で、1人残ってグラウンドで練習していた沢村は、同じく残っていた1年生の降谷暁とキャッチボールをすることになり、降谷の豪速球を目にして度肝を抜かれる。降谷はまともに受け止められる捕手に恵まれず、天才・御幸一也なら自分の球を受け止めてくれるかも知れないと考えて北海道から上京した怪物投手だった。降谷と沢村はエース争いを繰り広げるライバルとなる。一方、都大会ではエースの3年生・丹波光一郎が春の選抜出場校・市大三高の打線に打ち込まれ、高島は片岡監督に1年生を含めて投手陣の立て直しが必要だと提言する。それを受けて片岡監督は1年生対2、3年生の紅白戦を行うことを決め、1年生には沢村を含め全員に出番を与えると宣言する。紅白戦では入部したばかりの1年生と上級生では実力差は明らかで、中学で全国ベスト4の実績を残している投手・東条秀明が12失点と滅多打ちされ、東条とチームメイトだった金丸信二も上級生の打球の速さや走塁のレベルの高さに驚く。一方で、降谷は速球を1球投げただけで1軍への昇格が認められる。沢村は出番を与えられるが一度も経験のない外野手として起用され、ライトフライをバンザイして3塁打にしてしまう。大差がついても沢村は試合を諦めず、攻撃で振り逃げで塁に出て、小湊春市のライト線へのタイムリーで1点を取ることに成功する。
3ダイヤのA 3 2006年12月15日沢村栄純、降谷暁、小湊春市ISBN 978-4-06-363767-0
もう勝負はついたと試合を終わらせようとする片岡監督だったが、1年生全員の希望により試合を続行することになり、沢村に投手としてチャンスが与えられる。打者の手元で変化するクセ球を武器に、4回を投げて増子に本塁打を許すがまともに打たれたヒットはその1本のみだった。片岡監督は原石の大きさだけで言えば沢村が小湊や降谷を凌ぐかもしれないと評価し直し、降谷は一軍で、沢村と小湊は二軍で経験を積ませると決める。二軍へと昇格した沢村は3年生でプロ野球選手を父に持つ2世捕手・滝川・クリス・優とバッテリーを組むよう指示される。クリスは沢村の投手としての素質は認めつつも、同じ学年に怪物・降谷がいる限りエースになることはないと断言する。沢村は一軍へ上がるのを諦めているのはクリス自身だろうと食ってかかり衝突するが、実はクリスは全治1年の肩の怪我を負ってリハビリ中であると知って沢村は認識を改め、クリスに1から野球を教えてくれるよう頼む。
4ダイヤのA 4 2007年2月16日沢村栄純ISBN 978-4-06-363796-0
クリスは今は球威も変化球もない沢村でも、土台となる体が出来上がれば今以上に暴れる球になるだろうという意図で、クセ球を磨き上げろと助言する。片岡監督も沢村に右手でカベを作り体のタメを作るよう意識してシャドーピッチングをしろと助言する。夏の一軍昇格への最後のチャンスとして、黒士館との練習試合に沢村は二軍捕手の2年生小野弘とバッテリーを組み先発として登板する。しかし、自主練を経た沢村のピッチングフォームは出所が全く見えずにいきなりボールが飛んでくるものに進化しており、そのクセ球は小野がまともに捕球できないレベルに達していた。しかし沢村の新フォームはコントロールが定まらず、四死球を連発してしまう。片岡監督は小野に代えて、沢村のボールを捕球でき能力を引き出せるクリスに出番を与え、クリスの考えた策で沢村は無死満塁を無失点で切り抜ける。
5ダイヤのA 5 2007年4月17日沢村栄純、滝川・クリス・優ISBN 978-4-06-363821-9
クリスはその後も懸命のプレーで沢村を支え、沢村の新フォームはストライクが入るようになる。一方で黒士館の財前直行は故障明けのクリスの肩に不安ありと見抜き、徹底的な揺さぶりをかけるように指示する。財前もまた将来を有望視された選手であったが、故障に泣き満足にプレーできない状態であった。沢村は3回を投げ四死球6、被安打0無失点となんとか結果を残す。試合後、片岡監督は一軍の夏の西東京地区大会ベンチ入りメンバーに沢村と小湊を加えると発表する。沢村はクリスが選ばれなかったことにショックを受けるが、一軍の3年生でキャプテンの結城哲也から選ばれなかった選手の分まで強くなれと諭される。その後、校舎でベンチ入りできなかった二軍の2年生たちが沢村のベンチ入りに不満を言い合う中、前園健太は来年以降を見据えた将来性を考えた選手の選出はよくあることで、自分たちは悔しかったら頑張るしかないと言い、来年絶対に生き残ると決意する。エースの丹波は試したい球種があると控え捕手の宮内啓介とともに特訓する。ベンチ入りメンバーが決まった後、片岡監督は地獄の夏直前合宿を行う。
6ダイヤのA 6 2007年7月17日沢村栄純ISBN 978-4-06-363856-1
合宿の終盤、青道は疲れがピークになるタイミングで前年夏の甲子園準優勝校・大阪桐生と対戦する。大阪桐生は先発の降谷に対して、2ストライクまで甘い球以外は一切バットを振らない作戦を取る。降谷は四球を多数出した上に打ち込まれ5回までで11失点するが、バットを振ってこないことを逆手に取って変化球のスプリットを実戦で習得する。沢村が6回から継投する。
7ダイヤのA 7 2007年9月14日沢村栄純、降谷暁、御幸一也ISBN 978-4-06-363889-9
片岡監督はこの試合のでき次第で沢村を夏の実戦で使うかを判断すると御幸に伝える。御幸はこれが沢村にとっての一軍最終試験だと判断し、沢村にインコースへの強気の投球をするようにリードする。沢村は3回を投げて3失点に抑える。西東京地区最大のライバル稲城実業と修北高校の練習試合にはまず川上が稲実戦に登板し、修北戦には丹波が登板する。丹波は新しくフォークを習得し、夏に向けて調子を上げエースとしての自覚が強固になっていたが、打席に立った際に打ちに行ったところを顔に死球を受けてアゴにヒビが入る負傷をしてしまう。
8ダイヤのA 8 2007年11月16日沢村栄純ISBN 978-4-06-363913-1
片岡監督はエースナンバーは丹波に託し、丹波が戻ってくるまで全員で戦い抜くと選手に発破をかける。そして、夏の西東京地区大会が始まる。シードで2回戦からの青道の初戦の相手は都立米門西高校と決まる。片岡監督は先発に降谷を指名、川上と沢村に準備をさせこの夏を継投で戦うことを宣言する。4回15点差がついたところで沢村が公式戦デビューする。先頭打者にいきなり死球を与えるが、続く打者のバントを併殺にして無失点に抑える。5回は川上が抑え17対0でコールド勝ちする。3回戦の前に、クリスは沢村にフォーシームの握りを教え、将来的には自分の意志でボールを動かせる投手になってくれるよう願う。
9ダイヤのA 9 2008年2月15日結城哲也、伊佐敷純、増子透ISBN 978-4-06-363951-3
3回戦の都立村田東高校戦は結城が5回裏にサヨナラコールドホームランを打って10対0で勝利する。続く4回戦の相手は明川学園。明川のエース・楊舜臣は台湾人選手が日本のプロ野球で活躍する姿に憧れて台湾からやってきた語学留学生で、コントロールの良さからついたあだ名は精密機械であった。試合前、明川学園は降谷対策でピッチングマシンの設定を160km/hにして打席に立って目を慣らし、速球に一切手を出さない待球作戦を立て降谷の四死球での自滅を狙う。
10ダイヤのA 10 2008年4月17日楊舜臣、御幸一也ISBN 978-4-06-363973-5
明川学園は目論見通り初回に四球で出たランナーを楊がタイムリーで返し2点を先制する。その後もバントの構えなどで揺さぶりをかけ降谷を追い詰める。片岡監督は降谷がこれ以上崩されるとこの先の試合で使うのが難しくなると判断し、4回途中に沢村に継投する。楊はコントロールを駆使した投球術で青道打線を抑えるが、御幸が同点タイムリーを打つ。沢村は好投し、試合は同点のまま後半戦へ。
11ダイヤのA 11 2008年7月17日小湊亮介、倉持洋一ISBN 978-4-06-384012-4
7回、代打・小湊春市がヒットで出塁すると、相手のエラーも絡み1死2・3塁のチャンスで小湊春市の兄・小湊亮介が2ランスクイズを決め青道が勝ち越し、その後も打線が続き一挙5点を取る。8回からは川上が抑え、7対2で勝利する。一方その頃、別のブロックでは本命と思われた市大三高が、打撃戦で薬師高校に敗れるという波乱が起きる。
12ダイヤのA 12 2008年9月17日丹波光一郎、川上憲史
降谷暁、沢村栄純
ISBN 978-4-06-384040-7
13ダイヤのA 13 2008年11月17日沢村栄純、轟雷市ISBN 978-4-06-384064-3
14ダイヤのA 14 2009年2月17日結城哲也、丹波光一郎、小湊亮介
増子透、御幸一也、倉持洋一
ISBN 978-4-06-384097-1
15ダイヤのA 15 2009年4月17日沢村栄純ISBN 978-4-06-384121-3
16ダイヤのA 16 2009年6月17日結城哲也ISBN 978-4-06-384147-3
17ダイヤのA 17 2009年8月17日結城哲也世代の集合写真ISBN 978-4-06-384172-5
18ダイヤのA 18 2009年11月17日成宮鳴ISBN 978-4-06-384210-4
19ダイヤのA 19 2010年1月15日丹波光一郎ISBN 978-4-06-384232-6
20ダイヤのA 20 2010年3月17日沢村栄純ISBN 978-4-06-384265-4
21ダイヤのA 21 2010年5月17日片岡鉄心、国友広重ISBN 978-4-06-384295-1
22ダイヤのA 22 2010年8月17日沢村栄純ISBN 978-4-06-384345-3
23ダイヤのA 23 2010年10月15日倉持洋一、前園健太、御幸一也ISBN 978-4-06-384378-1
24ダイヤのA 24 2010年12月17日降谷暁ISBN 978-4-06-384415-3
25ダイヤのA 25 2011年3月17日御幸一也ISBN 978-4-06-384458-0
26ダイヤのA 26 2011年5月17日沢村栄純ISBN 978-4-06-384488-7
27ダイヤのA 27 2011年8月17日降谷暁ISBN 978-4-06-384534-1
28ダイヤのA 28 2011年10月17日倉持洋一ISBN 978-4-06-384564-8
29ダイヤのA 29 2011年12月16日小湊春市ISBN 978-4-06-384598-3
30ダイヤのA 30 2012年3月16日御幸一也ISBN 978-4-06-384643-0
31ダイヤのA 31 2012年5月17日成宮鳴ISBN 978-4-06-384672-0
32ダイヤのA 32 2012年8月17日梅宮聖一ISBN 978-4-06-384704-8
33ダイヤのA 33 2012年10月17日前園健太ISBN 978-4-06-384748-2
34ダイヤのA 34 2012年12月17日東条秀明ISBN 978-4-06-384781-9
35ダイヤのA 35 2013年3月15日金丸信二ISBN 978-4-06-384827-4
36ダイヤのA 36 2013年5月17日川上憲史ISBN 978-4-06-384864-9
37ダイヤのA 37 2013年8月16日白州健二郎ISBN 978-4-06-394910-0
38ダイヤのA 38 2013年10月17日片岡鉄心ISBN 978-4-06-394943-8
39ダイヤのA 39 2013年12月17日枡伸一郎、小川常松ISBN 978-4-06-394984-1
40ダイヤのA 40 2014年3月17日天久光聖ISBN 978-4-06-395025-0
41ダイヤのA 41 2014年5月16日真田俊平ISBN 978-4-06-395079-3
42ダイヤのA 42 2014年7月17日三島優太、秋葉一真ISBN 978-4-06-395125-7
43ダイヤのA 43 2014年9月17日轟雷市ISBN 978-4-06-395187-5
44ダイヤのA 44 2014年11月17日御幸一也、倉持洋一
沢村栄純、小湊春市
ISBN 978-4-06-395242-1
DVD付き限定版 ISBN 978-4-06-358727-2
45ダイヤのA 45 2015年1月16日前園健太、白州健二郎
樋笠昭二、麻生尊
ISBN 978-4-06-395288-9
DVD付き限定版 ISBN 978-4-06-358728-9
46ダイヤのA 46 2015年3月17日沢村栄純、降谷暁ISBN 978-4-06-395344-2
DVD付き限定版 ISBN 978-4-06-358729-6
47ダイヤのA 47 2015年8月17日青道野球部の集合写真ISBN 978-4-06-395498-2

第2部『ダイヤのA actII』講談社コミックス

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#タイトル発売日表紙ISBN
1ダイヤのA act II 1 2015年11月17日沢村栄純ISBN 978-4-06-395547-7
シール付き限定版 ISBN 978-4-06-362321-5
秋の大会で優勝して甲子園出場を決めた沢村ら青道高校は、冬の合宿を乗り越え、全国制覇を目指し春の選抜に挑む。初戦・1回戦の対戦相手は神宮大会でも対戦した九州代表の宝明高校、青道は先発・降谷、リリーフ・沢村のリレーで5対2で勝利する。降谷は秋季大会から続けてエースナンバーを背負い、2回戦の新潟代表・日本庄野戦でMAX154km/hを計測した上に、打撃でも飛距離120メートルのホームランを放ち、一気に全国区の注目を浴びる。青道は降谷・川上のリレーで2回戦を7対3で勝利し、ベスト8入りする。続く3回戦・準々決勝では、夏の甲子園で稲城実業を破り優勝した北海道代表の巨摩大藤巻高校と対戦、守備では初回に2失点を喫し、攻撃では2年生エース本郷正宗の前に主将・御幸の1安打と白州の1四球のみというあわやノーヒットノーランに抑えられ、降谷は初回以降無失点に抑えて完投するが健闘むなしく0対2で敗退する。沢村は初戦以外出番がなく、悔しさを胸に甲子園球場に別れを告げる。秋の大会で準優勝の薬師高校も選手の将来性を評価され、関東第6代表として選抜に出場し、ベスト4という結果を残す。
2ダイヤのA act II 2 2016年2月17日降谷暁ISBN 978-4-06-395598-9
特製缶バッジ付き限定版 ISBN 978-4-06-362324-6
選抜は青道を破った巨摩大藤巻が優勝し、夏・神宮・選抜3冠を達成する。春を迎え新入生が入部してくる中、選抜出場の効果から中学生日本代表キャプテンの由井薫や結城哲也の弟結城将司等のビッグネームが青道に揃う。その中でも捕手の奥村光舟は御幸を意識して対抗心を燃やす。春の都大会は3回戦からのシードで永源戦を7回コールドでなんなく乗り切った。同時刻、別のグラウンドでは薬師対稲実の試合が行われており、轟対成宮の激しい戦いが行われていた。
3ダイヤのA act II 3 2016年5月17日小湊春市ISBN 978-4-06-395667-2
薬師対稲実は成宮が轟を2打席連続三振を含むノーヒット、薬師打線を2安打に抑え4対0で完封した。このため薬師は夏の西東京予選をノーシードからの出場となる。青道は4回戦の朋大一戦も7回コールドで勝利するが、エースの降谷は制球に苦しみ甲子園でのピッチングからは程遠いできだった。その後各地で強豪同士の試合が行われオフ期間を使って大幅に強化してきた帝東のエース向井が好投して成孔と鵜久森を下し、準決勝で稲実と対戦する。青道は準々決勝で春日一と対戦する。
4ダイヤのA act II 4 2016年8月17日倉持洋一ISBN 978-4-06-395709-9
DVD付き限定版 ISBN 978-4-06-358820-0
片岡監督は準々決勝で先発に沢村を指名、春の大会では初の先発となる。沢村は5回を投げ無失点、被安打3四死球2奪三振7という結果を残す。結城将司が初スタメンで初ホームランであるサヨナラコールド本塁打を放って7回コールドで勝利する。一方その頃、市大三高のエース天久光聖が好投して勝ち上がり、準決勝で青道と対戦することになる。
5ダイヤのA act II 5 2016年10月17日御幸一也ISBN 978-4-06-395782-2
DVD付き限定版 ISBN 978-4-06-358821-7
青道は準決勝で市大三高と対戦するが、エース降谷が大乱調で5回に一挙5点を失ったことが響き、継投した沢村が好投して無失点に抑えて反撃するも、結局3対5で敗戦し、上位2チームが進出する関東大会の出場を逃してしまう。沢村は準決勝のもう一つのカード稲実対帝東を観戦する。
6ダイヤのA act II 6 2017年2月17日前園健太ISBN 978-4-06-395822-5
稲実対帝東は稲実が勝利し、都大会決勝は市大三高対稲実となる。準決勝での敗戦を受けて試合後のミーティングで片岡監督は夏に向けて背番号は一旦白紙にしベンチ入り20人を選び直すと宣言する。決勝ではすでに関東大会進出が決まっている2校はともにエースを温存して控え投手を先発させ、打撃戦となるが、稲実が前年夏の王者の貫禄を見せつけ都大会を優勝するという結果に終わる。都大会決勝と同時刻、青道グラウンドでは前年と同じく新入生の力を見るのと同時に控えの2軍へチャンスを与えるための2、3年生対1年生の紅白戦が行われ、前年と同じく上級生が下級生を圧倒していた。1年生の投手九鬼洋平や沢村と寮で同室となった投手浅田浩文は失点はするものの自身のアピールポイントを示す。
7ダイヤのA act II 7 2017年4月17日白州健二郎ISBN 978-4-06-395915-4
オールカラー原画ポストカードセット付き限定版 ISBN 978-4-06-362358-1
1年生対上級生の紅白戦は続き、選抜でベンチ入りから外れた3年生投手の川島謙吾は後輩相手に好投する。1年生の瀬戸拓馬が走力特Aと評された脚力を活かして盗塁を成功させる。すでに1軍入りしている由井薫や結城将司も片岡監督に参加を直訴して紅白戦に参加する。結果は3対15で上級生が圧勝したが、1年生も好プレーも見せた。3年生の三村諒太と川島、2年生の高津広臣が1軍へ昇格する。1軍の選手は23人になり、ベンチ入り20人をかけて夏までに背番号を争うことになる。1年生の九鬼、加賀美、瀬戸、奥村は2軍へと昇格する。主将の御幸は沢村、降谷にこれからは由井や奥村ら1年生捕手と練習でバッテリーを組めと指示し、沢村は由井と、降谷は奥村とバッテリーを組む。ゴールデンウィークの相手から招待された遠征での練習試合、片岡監督は選抜出場校の一番の強豪・白龍戦には今最も調子がいい投手である沢村を先発させると宣言する。
8ダイヤのA act II 8 2017年7月14日東条秀明  ISBN 978-4-06-510036-3
オールカラー原画ポストカードセット付き限定版 ISBN 978-4-06-510042-4
沢村は群馬代表で選抜ベスト4の白龍高校との試合に先発し、初回から連打を浴びるものの、落ち着いたマウンドさばきで無失点に抑える。一方攻撃では、降谷が長打を放つものの暴走した走塁で三塁アウトになり、それを見た片岡監督は積極性を履き違えた傲慢なプレーと評して即交代させる。
9ダイヤのA act II 9 2017年9月15日金丸信二 ISBN 978-4-06-510192-6
オリジナルTシャツ付き限定版 ISBN 978-4-06-510173-5
沢村は9回を投げて被安打9でピンチを迎えながらもゲッツー崩れによる自責点1、与四球1という結果を残してチームも3対1で勝利する。この試合を終えて沢村はまだ満足していないと降谷に告げる。青道はゴールデンウィークの遠征を6戦全勝で終える。沢村が白龍戦での好投がネット配信の記事になり、「青道、黄金時代到来か」と長らく投手力不足と言われていた投手陣の評価が上昇した。対して、降谷は四球が多く不安定な投球が目立ち、片岡監督は「降谷の目指す日本一の投手とはどんな投手なのか」と野球ノートで問いかけ、チームとして降谷の日常の意識改革から行い始めた矢先、降谷は背中の筋肉を痛めて2週間の投球禁止が医者から言い渡される。
10ダイヤのA act II 10 2017年12月15日川上憲史 ISBN 978-4-06-510389-0
オリジナル付箋セット付き限定版 ISBN 978-4-06-511018-8
千葉の鳴田工業との試合に沢村が先発し、左投手キラーと評されるクリーンナップにも動じず7回を投げて被安打4自責点1に抑える。2番手の川上が無失点に抑え、チームも7対1で勝利する。第2試合の埼玉の浅利戦では降谷が怪我したために東条が投手復帰することになり、バッティング投手を務め続けてきた努力が実を結ぶ。2週間投球禁止の降谷は守備陣の気持ちを理解するために内野手としての練習を命じられる。春季関東大会は稲実が決勝で白龍を破り優勝した。
11ダイヤのA act II 11 2018年3月16日奥村光舟 ISBN 978-4-06-510971-7
カレンダーセット付き限定版 ISBN 978-4-06-511377-6
降谷は二軍で調整登板する。一軍は練習試合の連勝を17に伸ばして、御幸が東京都選抜に選ばれているため3日間離脱し、降谷と奥村、瀬戸が一軍に合流する。東京都選抜には各校1名ずつの18名の選手が選ばれ、本職でないポジションでも練習することになる。東京都選抜とアメリカ合衆国のウィンドユースアカデミー代表の親善試合が行われる。高野連の規定で第3学年以降の公式戦に出られない留学生の楊舜臣は選出に感謝の言葉を述べ、先発することになった。
12ダイヤのA act II 12 2018年6月15日由井薫 ISBN 978-4-06-511668-5
2連戦で行われる、東京代表VS米国代表。

第1試合の先発、揚舜臣の好投。そして堅実の打ち崩す東京打線が米国側の本気に火を点し、怪物・コンラッッドがマウンドに上がる。

一方、青道では御幸に留守を託された捕手・小野と降谷が、センバツ8の神足兄弟擁する山守学院を相手に臨んでいた。
13ダイヤのA act II 13 2018年8月17日結城将司 ISBN 978-4-06-511987-7
特製クリアしおりセット付き限定版 ISBN 978-4-06-512326-3
青道は小野が負傷して由井が途中出場する。結果山守学院に敗れ春から続いた連勝が19で止まる。試合中に負傷した小野は全治5、6週間と診断される。続く西邦との練習試合では沢村・奥村のバッテリーが出場する。
14ダイヤのA act II 14 2018年11月16日麻生尊ISBN 978-4-06-512996-8
結城が好投手・明石からホームランを放ち先制する。沢村はナンバーズの制球に苦しみ崩れそうになるもストレートで立て直す。沢村は球数が100球に満たないにもかかわらずスタミナ切れを露呈するも、最後まで投げさせてほしいと監督に直訴する。東京選抜対米国は第1試合は5-5の引き分け、第2試合は3-2で米国が勝利する。
15ダイヤのA act II 15 2019年1月17日小野弘ISBN 978-4-06-513489-4
青道は沢村-川上のリレーでなんとか西邦に勝利し、御幸抜きで強豪相手に1勝1敗と地力を見せつける。御幸が東京選抜から戻った翌週は4試合を3勝1敗と勝ち越す。夏のベンチ入り20人には奥村が選出される。選ばれなかった3年生は事実上の引退となる。大会直前の地獄の夏合宿が始まる。沢村はブルペンで138km/hを出す。
16ダイヤのA act II 16 2019年4月17日片岡鉄心ISBN 978-4-06-515298-0
夏の西東京予選の抽選会、春の大会で負けてノーシードだった薬師は市大三高のブロックに入る。青道の準決勝の相手は市大三高か薬師、決勝は稲実と予想される。練習試合で沢村は強豪を相手にメインで投げ続け、その全てで結果を残しエースとして役割を果たしていると落合コーチに評される。片岡監督は番号を入れ替えることで2人の更なる成長につながればと、背番号1を沢村に託す。青道の初戦・3回戦の相手は片岡監督の前に青道監督だった恩師・榊英二郎率いる由良総合工科に決まった。
17ダイヤのA act II 17 2019年6月17日沢村栄純ISBN 978-4-06-515140-2
初戦・3回戦が始まる。先発を任された沢村はいきなり投ゴロを悪送球、フォアボールでランナー1、2塁のピンチを作る。3番にタイムリーを打たれ先制され、4番の二ゴロの間に2点目を入れられる。その後は何とか抑えるものの調子が出ず、フォアボールを連発し川上に交代させられる。青道は御幸のホームランと東条のタイムリーで勝ち越す。
18ダイヤのA act II 18 2019年8月16日御幸一也ISBN 978-4-06-516665-9
試合は川上が安定して抑え、結城のツーランホームランで7回コールドで青道が勝利する。次の試合、4回戦の相手は八弥王子、甲子園まであと5つ。先発は降谷。自己最速の155km/hを叩き出し、調子よく抑えていく。
19ダイヤのA act II 19 2019年10月17日降谷暁ISBN 978-4-06-517165-3
5番、前園の3ランホームランが飛び出すなどで、8-0の7回コールドで勝利する。別のブロックでは、薬師対市大三高が始まる。

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