コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:Chiether/memo/悪書追放運動

Z21-130 悪書追放運動の日誌  日本図書館協会  図書館雑誌 1964.06

1950年(昭和25年)12月
警視庁から東京都児童福祉審議会へ「出版物の影響を受けて、不良化・犯罪化した事例集」を提示。児童福祉法8条の勧告を要請した。
1954年(昭和29年)2月
警視庁少年課から東京都青少年問題協議会および中央青少年問題協議会へ「不良出版物その他に関する資料」を作成。
1955年(昭和30年)2月
中央青少年問題協議会では、法的規制を行うか業界自粛に留めるべきかの結論が出ず議論が続く。
1955年(昭和30年)3月
「見ない・読まない・買わない」運動(3ない運動)が始まる。 母の会が活発になる。
神奈川県 青少年保護育成条例により9誌を一斉指定する。全国でも異例と話題となる。
1955年(昭和30年)4月
少年雑誌10社と漫画家が事を受け止め懇談会を開く。 3ない運動は全国的な運動に。
警視庁は、青少年犯罪の大半が不良出版によるものと主張。取締を強化する。
日本子供を守る会 - 過激表現(戦争、エロ、グロ)が氾濫する現状を調査し明らかとする。
1955年(昭和30年)5月
7日, 「お母さんの会」 東京でデモ。神崎清、中島健三、鶴見和子らにより「悪書追放の会」が結成される。
9日, 中央青少年問題協議会は、立法せず自粛を求めると結論。 また各自治体に青少年条例を制定を要請した。
当時の毎日新聞の社説には、一連の運動は家庭中心とするべきで教師や父兄の指導が必要であると掲載。政府による文化規制の介入に慎重な姿勢を保つために民間団体の活動が重要であると説いた。
1955年(昭和30年)6月
セックス雑誌廃刊
日本出版協会(正:出版団体連合会) - 法文化を防ぐため出版倫理化実行委員会(正:出版倫理化運動実行委員会)を結成。

S29 取締出版物 28件7万部, 37種1万数千分を欧州

m6, 児童誌、婦人誌の休廃刊が目立つようになる。

東京都民生局児童部は、中央青少年問題協議会の意に反し法的処置を検討。 子供を守る会は、法的処置に反対する。

S38.11.9 図書新聞 荒正人は、悪書と図書の関連性を否定 S38.10.12 朝日新聞「悪書より恐ろしい記事が一般婦人誌に潜んでいる方が問題」と掲載 S38.10.4 朝日 鹿児島県立図書館長の「母と子の20分読書」を紹介

1964(s39) - 朝日新聞寄稿 甲府書籍雑誌商組合長 宮川武 盛り上がりの口火