利用者:Dangerica/sandbox
ラファイエット・ハリス・ジュニア
Lafayette Harris Jr
フィラデルフィア出身ボルティモア育ち, NYブルックリン区在住のピアニスト, 作曲家, プロドゥーサー, アレンジャーであるラファイエットは音楽の名門オベリン大学, ルトガース大学院に在籍しながら巨匠ケニー・バロンやバリー・ハリス, サミー・プライスらに師事。
首席で卒業後, NYへと渡ってからは公私共に仲が良かったレジェンド・ドラマー, マックス・ローチが亡くなるまで10年以上に渡りマックスのバンドでレギュラー演奏をしていた。
またジャズ界では数え切れない程のアーティスト達と共演,ここ数年は自身のバンド活動やレコーディングの他にも,巨匠ヒューストン・パーソン(Sax) カルテットのレギュラーメンバーとして世界各地での演奏とレコーディングなど行う。
4度に渡るグラミー・ノミネート・シンガーで世界中から愛されたアーネスティン・アンダーソンの専属ピアニストとして知られているだけでなく,巨匠ライオネル・ハンプトンのビッグバンドの一員にも抜擢され当時大スターだったディジー・ガ レスピー(Tr)との共演,マーク・ウィットフィールド(Gt)とハービー・ハンコック(P), ラヴィ・ コルトレーン (Sax) , シンディ・ブラックマン(Dr), ドューク・エリントン・レガシー・オーケス トラ,ロイ・ハーグローブ(Tr), ウィントン・マルサリス(Tr), パーシー・ヒース(Bs), ジミー・ ヒース(Sax), クリスチャン・マクブライド(Bs), ルイス・ナッシュ(Dr), ジミー・コブ(Dr), らと 共演。
シンガーの伴奏も数多く行いジェニファー・ホリデー,メルバ・ムーア,ジミー・スコッ ト,ジョン・ヘンドリックスら,またグラミー受賞歌手カサンドラ・ウィルソンに至っては”一番歌いやすいピアニスト”とまで称された。
ジャズの生バンド演奏に合わせMCやDJと演奏する90年代に流行った<ジャズマタズ>のTV バージョン『Jazz・セントラル』では巨匠ドナルド・バード(Tr)率いるスーパーバンドで演 奏,キーボード・ピアノソロで喝采を浴びた。
マイルス・ディビスやビリー・ホリデーが演奏していた事でも知られる老舗ジャズクラブ『レノックス・ラウンジ』にて10年以上に渡りNYでも 人気イベンドだった毎週日曜恒例の’オープン・マイク’のホストを務め,U2のボノなど著名な歌 手やミュージシャンらもジャム演奏をしに訪れる注目すべき場所となった。
活躍はジャズ界のみに留まらずブロードウェイ・ミュージカルでトニー受賞作品”ブリング・イ ン・ザ・ノイズ,ブリング・イン・ザ・ファンク”の立ち上げからピアノ,副指揮まで担当。同ショーでトニー賞を受賞したタップ界の王様サビオン・グローバーを育て今でも時折彼のショー を創作・監督・演奏している。
またブロードウェイ・ミュージカル ”カラー・パープル”では, チャカ・カーン,ファンタジア,ビービー・ワイナンズ,トニー賞受賞女優LaChanzeらと共演 し,チャカ・カーンとは後にアフリカ基金支援イベントで彼女のピアノ奏者としてステージを 共にした。
日本では日立や渡辺謙主演のヤクルトのTV・コマーシャルへ数年に渡りオリジナル・ソングを提供,演奏, 出演した事でも知られる。
近年、モーガン・フリーマン&マイケル・ケインら主演の“Going In Style”,そして“God Friended Me”,“Luke Cage”らの映画にもジャズ奏者役として出演/演奏したりと長年に渡り幅広くジャズ界のみならずあらゆるジャンルの第一線で活躍中である。