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利用者:DbMarchSecond/セントローレンス川のこだま

セントローレンス川のこだま (Sounds of the Saint Lawrence) は、フィリップ・スパークの吹奏楽曲。副題はA Quebec Folk Song Suite (ケベック民謡組曲)。「聖ローレンスの響き」と訳されることもある。

概要[編集]

カナダケベック州の建立400周年にあたる2008年に、カナダ陸軍の軍楽隊であるケベック選抜軽歩兵軍楽隊から委嘱され、ベートーヴェンの表敬~カノン「人生を楽しめ」による幻想曲とともに作曲された。

編成[編集]

標準的な吹奏楽編成である。数字はパート数。

編成表
木管 金管
Fl. 2, Picc. Tp. 3 Cb.
Ob. 1 Hr. 4 Timp.
Fg. 1 Tbn. 3 1st(S.D.他), 2nd(Tbl.Bls., Tamb., S.Cym, Tri.), 3rd(Vib., Bongos, Glk., B.D.)
Cl. 3, Alto, Bass Eup.
Sax. Alt. 2 Ten. 1 Bar. 1Tub.

構成[編集]

数字は小節番号。

第1楽章[編集]

Lento - Molto Vivo ヘ長調 4分の2拍子

Lento(1-23)
「山の彼方」のメロディーがトランペット2本のソロで演奏される。
Molto Vivo
ボンゴのリズムに乗って、ピッコロソロ (36-51)が主題を提示し、バスパートが主題を演奏し (59-82)、Tuttiとなる (97-112)。その後、ト短調に転調し、調性を変えつつヘ長調に戻ると再びピッコロとフルートが冒頭の主題をSoliで演奏し(196-211)、ト長調に転調してTuttiで主題を演奏して楽章を終える。

第2楽章[編集]

Molto Lento ニ短調~ヘ短調~ 8分の6拍子


関連項目[編集]

外部リンク[編集]