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各国語での数字を表す文字

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数字 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
アラビア語 ٠ ١ ٢ ٣ ٤ ٥ ٦ ٧ ٨ ٩
ペルシャ語 ۰ ۱ ۲ ۳ ۴ ۵ ۶ ۷ ۸ ۹
グジャラーティー語
ディーバナーガリー文字
テルグ語
カンナダ語
マラヤラム語
ベンガル語
チベット語
クメール語
ラーオ語
オリヤー文字
数字 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

備考

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meta:Talk:List of WikipediasのNumbers節を翻訳、著者meta:User:TUF-KAT,meta:User:132.204.227.175,meta:User:24.201.116.26,meta:User:216.77.240.10,meta:User:Lincher


九州南部の孤立した方言について

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私は宮崎県の南部の生まれでして、ここは豊日方言系の宮崎弁(日向弁:ひゅうがべん)と、薩隅方言系の諸方弁(もろかたべん)、鹿児島弁の語彙の一部が混ざった地域孤立型方言を母語としています。特徴としては、

  • 基本的に無アクセントだが、特殊アクセントもある(宮崎弁の特徴だが、諸方弁の一部にも見られる)→ [1]の飫肥(おび)のものに近いが、細部が異なる
  • 基本語彙は宮崎弁のものが多いが(例:「のさん」「よだきい」「ひんだりい」は全て倦怠感を表すが、個別にニュアンスが異なる)、鹿児島弁や、その影響を強く受けた諸方弁からの借用語も非常に多い(いいえ→うんにゃ、黒板消し→ラーフル、魚→いを、貝→にな、など。なお、「ラーフル」は借用語の借用語)
  • 重母音の単母音化現象を起こす(今日kyou→kyu、蝿haefe) (諸方弁の特徴?)
  • 重語強調(宮崎弁型)、二重強調(諸方弁型)を行う(宮崎弁型「よかがよかが」「じゃーじゃー」 諸方弁型?「ひっけ死ぬ」→「ひっ」も「け」も諸方弁での強調を表すが、土佐弁の「げにまっこと」型強調とは用法が似ていない)。また「ひっ」は連音化する(「ひっ」+「なくしてしまった」→「ひんねごなかした」)
  • 全体的に短くする傾向がある。長音をあまり用いず、連音と共に促音を多用する(「君どこへ行ってたの、いなくなったと思ってびっくりしたよ」→「わらどきいたっちょったっつか、いねごなった思ちかいひったまがったが」。.oggファイルでもアップできると分かりやすいと思いますが、文面で伝えるのは難しいです。このページ[2]の「漁師言葉」がかなり近いでしょう)

といったものです。これらの特徴は宮崎県日南市から南郷町串間市にかけて見られますが、これらの話者はそれぞれを孤立した方言と考えることが多く、実際「日南方言」「南郷方言」「串間方言」と呼び分けることもあります。最近は少なくなったようですが、お歳を召された方どうしの意志の疎通は、地域を跨ぐとかなり難しい(その代わり、相手がどこの市町村の出身かすぐ分かる)という事情もあります。 基礎となる宮崎弁自体、県北・県央・県西で異なるようです。私自身は宮崎弁と諸方弁を聞き分けることはできるものの、宮崎弁・諸方弁の各ネイティブスピーカーどうしと各自の母語だけで会話した場合、標準語の助けを借りないと、意志の疎通が難しいことが多々あります。もし私が宮崎弁の項目を編集した場合、かなり県南POVなページとなるでしょう。

薩隅方言のページでも少し触れられていますが、鹿児島県西部や宮崎県内では、方言が統一されているとは言い難い状態です。表題の通り、地域により「孤立した方言」が多く、ここにコンセンサスや一般への周知を求めるのは、少々難しいのではないかと思います。もう少し要約して書くと、単に「宮崎弁」や「諸方弁」と書いた状態では、各地域の話者から異論が出るでしょうし(語尾がかなり異なりますので)、かといって「宮崎県南方言」や「串間方言」のようにすると、きりがなくなってしまうことでしょう。なお、「南郷方言」と表記すると、母集団は約1万人程度まで絞り込めてしまいます。