利用者:Doraemonplus/カテゴリと一覧の比較
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カテゴリ
[編集]一覧と比較した、カテゴリの長所と短所を以下に列挙する。
長所
[編集]- 自動的にリンクされる。記事ページにカテゴリへのリンクを作成すると、その記事に対応するリンクがCategory名前空間上のページに現れる。
- 多方向のナビゲーション。一つのカテゴリは複数のサブカテゴリを包含することができ、また幾つかのカテゴリ群の一部となることもできる。カテゴリはウィキペディア内で知識の網の目を形成している。
- ウィキペディアの探索的閲覧に適している。
- カテゴリに入れることができるのはウィキペディアの項目のみであるため、他の種類のページよりも外部リンクスパム(英語版のWP:LINKSPAMを参照)の影響を受けにくい。
短所
[編集]- 項目を追加したり除外したりするときに、直接的に編集することができない。カテゴリの項目を編集(追加および除外)するには、各項目のページの最下部にあるカテゴリのリンクを編集して回る必要がある。
- いかなる特定の項目、いかに入念に作られたページであっても、カテゴリの項目としては、そのコンテクストが全く付与されず、ページの名称のみが付与される。つまり、一覧の項目のように、注釈(記述やコメント)を付けたり、参考文献(出典)を示したりすることができない。
- 前項の通り、参考文献(出典)を示す用意がないため、あるトピックがカテゴリに含まれるべきかどうかの判断基準を満たしているか、検証のしようがない。
- 一覧の項目が多様な順序にソートできるのに対して、カテゴリの項目は基本的に五十音順またはアルファベット順(厳密には文字のUnicode順)にしか配列できない。また、単一ページ内で章立てや節立てして区分・細分化することができない。
- メンテナンスが難しい:
- 記事化されていない項目(赤リンク項目や未作成ページ)はカテゴリに含めることができない。
- 同一項目の別名はリダイレクトとしてしか、カテゴリに含めることができない。
- 初心者にとっては、カテゴリの存在や、項目をカテゴリに追加する方法や、新しいカテゴリを既存のカテゴリ体系の枠組みの中に組み込む方法が明瞭でない。
- モバイルビューやアプリではカテゴリが表示されない。
- 一ページに表示されるカテゴリの項目数は最大200件までに制限されている。カテゴリに含まれる総項目数が200件を超える場合は、複数のページにまたがることになるため、全ての項目を見るには次のページを繰る必要がある。(長大なカテゴリの例:Category:存命人物)
一覧記事
[編集]カテゴリと比較した、一覧記事の長所と短所を以下に列挙する。
長所
[編集]- ウィキペディアの探索的閲覧に適している。
- 一覧記事自体を中心として、そこで一覧の項目が中央管理されるため、カテゴリよりも内容が包括的であることがしばしばある。
- 多様な方式で一覧記事を編纂できることで、一覧表の提示の仕方や表現方法の幅が広い。
- カテゴリを項目で満たすために複数のページの編集を必要とするカテゴリと比較して、単一の記事を編集するだけで済む一覧記事は、作成や編集が容易である。
- 簡単な補足や注釈などの情報を付加できる。
- リンクされていない項目を含めることができる。また、適切であれば、赤リンクも同様に含めることができる。
- 様々な方法を使用して、項目を手動でソートすることができる。同じ一覧記事の中で項目を複数回表示したり、異なる方式で表示したりできる。
- 一覧記事の中の項目から、ある記事の特定のセクションをリンク先とすることができる。
- Wikiマークアップ言語に不慣れな初心者でも簡単に編集することができる。
- ページ全体にわたり、画像を挿入することができる。
- ナビゲーションテンプレートを一覧記事の一部とすることができる。
- 独立記事作成の目安を考慮して独立した一覧記事になっていない一覧のうち、言及するに値するものを記事に含めることができる。
短所
[編集]- 自動的にリンクされない。すべての記事は一貫してカテゴリへ自動的にリンクする一方で、一覧記事に記載された全ての項目(記事)が記事中でその一覧ページへ相互リンクしているとは限らない(=双方向でない)ため、一覧記事はカテゴリよりも見つけにくい。
- 包括的な階層構造になっていない。カテゴリは広大で詳細な階層構造を有しており、特殊化していくことにより、閲覧しやすくなっているが、一覧については、一覧の一覧があることは珍しく、入れ子の構造も大して深くない。
- 自動処理の複雑さ。一覧記事はBotを使用して自動処理することが難しい。詳細は英語版を参照。
- 自動的にソートされない。編集者は、項目の属するべき位置を一つ一つ手作業で決定し、そこに追加しなければならない。