利用者:EULE/「個人攻撃」という個人攻撃はしない
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Wikipedia:個人攻撃はしないにあるように社会でもウィキペディアでも個人攻撃は当然許されません。なぜなら個人攻撃は相手の主張の妥当性とは直接関係が無い相手の性質、欠点を攻撃することによって、発言権そのものを奪う行為だからです。ヴォルテールの有名な言葉「私はあなたの意見には反対だ。だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」が表すように、正当な理由無くして相手の発言権を奪うことは、言論の自由への最大の冒涜であり、議論において最も忌むべき行為です。
しかし、個人攻撃をしたと考えられる人に「あなたは個人攻撃をしている」と非難する時は、よく注意してください。なぜならば、「個人攻撃をしている」という非難自体が、相手の主張とは直接関係の無い、相手の性質や欠点を指摘している行為に他ならないからです。
議論では、しばしば強い言葉が用いられます。あまり褒められたものじゃない単語が登場することもあるでしょう。しかし、その全てが相手の発言権を奪う目的だったり、あるいは実際にそのような効力を発揮しているわけではありません。むしろ、それらを個人攻撃と定義し、非難することこそが、相手の発言権を奪い、議論を阻害させる行為になるかもしれません。
この意見は不快な言葉の使用を肯定するものではありません。まして個人攻撃を肯定しているわけでもありません。ただ、個人攻撃を拡大解釈し、実際の議論の状況を無視して、それらの非難に終始することは、個人攻撃を行なっている者と同じです。たとえあなたが道徳的・倫理的に正しくともです。